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東京駅開業100周年記念Suicaカードで大混乱になるほど話題になったSuicaカード。普及率の非常に高いカードだが、このカードを便利に使いこなしている人はまだそれほど多くはないのが現状だ。
通勤等日々の移動に欠かせないSuicaカードを、さらに便利にお得に使いこなす技を見て行こう。
普通のSuicaカードはもったいない?
現在、発行枚数4,500万枚を超えていると言われるSuicaカード。だが、このうち9割が普通のSuicaカードとして使用されているのが現状だ。確かに、自動券売機に並ぶ手間も、行き先までの運賃を確かめる手間もなく、非常に便利なのは間違いないが、感じるのは便利さのみでお得感は薄いのではないだろうか。
毎日の交通費を計算してみると意外と大きな額のはずなのに、ただチャージして消費しているだけなのはもったいないと考えたことはないだろうか。そうでなくても、チャージした金額が残り少なくなると、専用の機械もしくは自動券売機でチャージをしなくてはいけないのも、急ぎの時などには煩わしいものではないだろうか。
そんなもったいなさや煩わしさを解決してくれるのが、Suicaカードユーザーのうち、一割程度が使用しているクレジットカード付きSuicaカードなのだ。
ANAVISA Suicaカードとは?
「ANAVISA Suicaカード」とは、その名の通り、ANAのマイレージも貯まり、VISAも使え、Suicaカードとしても使える実に便利なカードのことだ。電車に乗って羽田や成田空港に行き、そのままチケットレスで飛行機に乗って出張や旅行にも行けてしまう、空も陸も自由自在に動けるカードなのだ。
年会費は初年度無料(※2015年3月31日まで)で、2年目から2,000円(消費税別)だが、Web明細を選択して、リボ払いを可能にする「マイ・ペイすリボ」に登録し、年一回以上クレジットカードとして利用すると翌年度以降の年会費は1,025円(消費税別)になる。さらに入会時とカード更新時に1,000マイル(2,000円相当)のボーナスマイルがプレゼントされるという特典がつく。つまり、実質年会費がかからないどころか、一回クレジットカードを使用するだけで2,000円相当のボーナスももらえてしまうのだ。
お得なのはそれだけではない。Suicaカードにチャージした分も、オートチャージを設定した分も、すべてポイント獲得対象になるので、普段の移動さえもポイントになって還元されるのだ。普段の鉄道の移動、飛行機の移動、クレジットカードの利用、この3つ全てにポイントが付くスーパーカードだと言えよう。
しかも、ANAのウェブサイト「ANA SKY WEB」とJR東日本のウェブサイト「えきねっと」がこのカード一枚でスムーズに相互利用可能。乗り継ぎの予約なども手軽にできてしまえるのだから、移動の多い人は見逃すわけにはいかないだろう。
貯めたポイントはどう使う?
では、普段の移動の交通費で、飛行機代で、そしてショッピングで貯まったポイントはどのように使うことができるのだろうか。これらのポイントは、ANAのマイレージにも、Suicaにも移行が可能になっている。つまり、10,000マイルを10,000円分のSuicaへのチャージと直接交換することが可能なのだ。
マイルかチャージか、自分が使いやすい方を選ぶという贅沢な選択も、このカードならではの楽しみ方といえよう。
それ以外の特典も
クレジットカードならではの、海外旅行や国内の飛行機を用いた旅行への1,000万円の傷害補償や、カードを使った買い物に付く年間最高100万円までのショッピング補償も、もちろん完備されている頼もしいカードでもある。
しかも、「マイ・ぺイすリボ」を選択すると、リボ払い時に「ワールドプレゼント」ポイントが2倍に貯まり、お得感はさらに増す。もちろん、このワールドプレゼントもANAマイレージに移行可能なので、異なるポイントが別々に貯まって結局使えない…なんてことはなくなるのだ。
世界最大の加盟店を誇るVISAブランドも付いているので、これ1枚さえあれば、手ぶらで電車に乗って飛行機に乗り、買い物をして、ホテルに泊まることも可能。出張や旅行で貴重品をなるべく減らしたいときなど、マルチに使える便利なカードがあれば非常に安心なのは言うまでもない。
賢くカードを使いたい場合、ただ交通費を使うだけの現状を見直し、SuicaカードからANAVISA Suicaカードに乗り換えることも選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
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ANA VISA Suicaカード