通貨選択型ダイワ先進国リートα 通貨セレクトコース(毎月分配型)

投信会社名

大和証券投資信託株式会社

設定日

平成24年6月27日

運用資産額

285億円(2014年6月30日現在)

購入時手数料

3.24%(税抜き3.00%)を上限

信託財産留保額

0.3%

信託報酬

純資産総額に対し年率1.3284%(税抜き1.23%)

最低申し込み金額

販売会社がそれぞれ定める単位

ファンドの特色

①リートへの投資とオプション取引を組み合わせたカバードコール戦略を構築します。

・先進国のリートの中から、時価総額や流動性等を考慮して投資対象銘柄を選定します。
・投資対象銘柄の中から、安定的な配当が見込め、下値抵抗力がある相対的に割安な銘柄を選定し、バリュエーション、オプション取引価格等を考慮し、リートポートフォリオを構築します。
・リートポートフォリオの予想利回りは、市場平均以上となることをめざします。
・個別銘柄ごとに、保有口数(株数)の一部または全部にかかるコール・オプションを売却することでカバードコール戦略を構築します。
・リートおよびカバードコール戦略の運用はクレディ・スイス・マネジメント(ケイマン)リミテッドが行います。リートの銘柄選定にあたっては、クレディ・スイスAGの助言を活用します。

②為替取引(原資産通貨※1売り/選定通貨※2買い)を活用して、選定通貨で実質的な運用を行います。

・選定通貨の為替変動による為替差益または為替差損が発生します。
・為替取引によるプレミアム(金利差相当分の収益)/コスト(金利差相当分の費用)が発生します。

※1:原資産通過とは、保有資産の表示通過をいいます。
※2:選定通過とは、方針により、為替取引の対象通貨として選定された通貨をいいます。
・「円ヘッジコース」と「通貨セレクトコース」との間でスイッチング(乗換え)を行うことができます。

③毎月13日(休業日の場合翌営業日)に決算を行い、収益分配方針に基づいて収益の分配を行います。

・分配対象額は、経費控除後の配当収益と売買益(評価益を含みます。)等とします。

・原則として、継続的な分配を行うことを目標に、基準価額の水準を勘案して分配金額を決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を行わないことがあります。

④主な投資制限
・株式への直接投資は、行いません。
・投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
・外貨建資産への直接投資は、行いません。

ファンドのポイント

リート(不動産投資信託)への投資とオプション取引を組み合わせたカバードコール戦略を構築し、信託財産の成長を目指します。

ファンドのリスク

■リートの価格変動(価格変動リスク・信用リスク)

リートの価格は、不動産市況の変動、リートの収益や財務内容の変動、リートに関する法制度の変更等の影響を受けます。組入リートの市場価格が下落した場合、基準価額が下落する要因となり、投資元本を割込むことがあります。


■カバードコール戦略の利用に伴うリスク

・オプションプレミアムの水準は、オプション売却時のリート価格水準、権利行使価格、リート価格変動率(ボラティリティ)、満期日までの期間、金利水準、配当金額、需給等により決定されます。想定したオプションプレミアムが確保できない場合もあります。
・リート価格水準やリート価格変動率の変動などによりコール・オプションの評価値が変動し、損失を被る場合があります。
・カバードコール戦略では、リート価格が上昇した場合の値上がり益が限定されるため、リートのみに投資した場合に対して投資成果が劣後する可能性があります。戦略再構築を重ねた場合、リート価格が下落しその後当初の水準程度まで回復しても、基準価額の回復は株価に比べて緩やかになる可能性があります。
・当ファンドでは個別銘柄ごとにカバードコール戦略を構築するため、リート価格上昇時の値上がり益が個別銘柄ごとに限定される結果、投資成果がリート市場全体の動きに対して劣後する可能性があります。

■為替変動リスク

・選定通貨の円に対する為替レートの変動の影響を受けます。選定通貨の為替レートが円高方向に進んだ場合には、基準価額が下落する要因となり、投資元本を割込むことがあります。特に、新興国の為替レートは短期間に大幅に変動することがあり、先進国と比較して、相対的に高い為替変動リスクがあります。

・為替取引を活用して、選定通貨で実質的な運用をおこなうことをめざしますが、投資対象資産の通貨である原資産通貨の為替変動リスクを完全に排除することはできませんので、基準価額は日本円に対する原資産通貨の為替変動の影響を受ける場合があります。

・選定通貨の金利が原資産通貨の金利より低いときには、金利差相当分がコストとなります。

※投資対象である外国投資信託において、NDF取引を用いて為替取引を行う場合、コストは受給や規制等の影響により、金利差から期待される水準と大きく異なる場合があります。

■カントリー・リスク

・投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化などにより市場に混乱が生じた場合、または取引に対して新たな規制が設けられた場合には、基準価額が予想外に下落したり、方針に沿った運用が困難となることがあります。

■スワップ取引の利用に伴うリスク

・スワップ取引の相手方に債務不履行や倒産その他の事態が生じた場合、カバードコール戦略の投資成果を享受することができず、ファンドの運用の継続が困難となり、予想外の損失を被る可能性があります。また、スワップ取引の相手方から受入れた担保を想定した価格で処分できない場合があることから損失を被る可能性があります。
・当ファンドが投資対象とする外国投資信託は、スワップ取引の相手方が取引するリートやオプションについて何ら権利を有しません。

■その他

・解約資金を手当するためカバードコール戦略を解消(リートの売却およびオプションの買戻し)する歳、市場規模や市場動向によっては当初期待される価格で解消できないこともあります。この場合、基準価額が下落する要因となります。

類似ファンド

ダイワ 先進国リートαヘッジ有(毎月決算型)

組入れ銘柄(2014年3月31日現在)

<運用会社名>

<ファンド名>

<比率>

1

クレディ・スイス・マネジメント(ケイマン)リミテッド

リートα・ファンド(円ヘッジクラス)

99.5%

2

大和証券投資信託委託

ダイワ・マネーストックマザーファンド

0.0%