1月30日、オンラインホテル予約サイトの『Hotels.com®』は、2014年度訪日外国人旅行者と日本人の国内人気滞在先TOP20の独自調査結果を公開した。
訪日外国人旅行者は沖縄に注目
Hotels.comが2014年版Hotel Price Index(HPI)において公開する、訪日外国人旅行者の人気滞在先ランキングでは、常に上位を占める東京・大阪・京都が不動のなか、沖縄の那覇・恩納・名護がそれぞれ順位を上げ訪問者数が急増している。特に台湾・香港・中国本土から沖縄への直行便を利用した訪日数増加が大きな要因であると考えられる。
国内旅行は北陸の人気が高まる
一方日本人の国内滞在先ランキングでは、東京・大阪・京都を筆頭に、金沢が18位から13位に浮上。2015年3月の北陸新幹線就航を前に金沢への注目が高まりつつあり、就航後はさらに北陸への訪問者数増加が予想されている。また、鹿児島・石垣が新しくランクインし、沖縄の恩納もランクアップ。九州・沖縄への滞在が増加している。
Hotels.com日本 マーケティングマネージャーの生駒千絵氏は「今年は北陸新幹線が就航します。関東・関西・沖縄以外でも、海外からの訪日旅行者の北陸への注目も高まると思います」とコメントしている。
急速な円安に伴い、訪日外国人は急増している。1月20日の日本政府観光局発表によると、2014年に日本を訪れた外国人旅行者数は、過去最高の1341万3,600人(推計)。2013年比29.4%増だった。
(ZUU online)
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