日銀は2日、3月のマネタリーベース(資金供給量)を発表した。世の中に出回るお金の量は3月末の残高で295兆8558億円となり、8カ月連続で過去最高を更新した。当座預金の月末残高は201兆5564億円で、初めて200兆円を超えた。

3月中のマネタリーベースの平均残高は、282兆1182億円で、前年比35.2%増だった。内訳を見ると、日銀当座預金は59.7%増の188兆2382億円で、紙幣の発行残高は3.6%増の89兆2520億円だった。貨幣は0.9%増の4兆6280億円だった。

日銀は昨年10月にマネタリーベースを増やす方針を決めている。長期国債などを買い入れる大規模な金融緩和を実施しており、資金供給量の増加が続いている。(ZUU online 編集部)

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