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(写真=Thinkstock/Getty Images)

定期預金の利率を見て、株とか投資とかの言葉が頭をよぎるも、知識はないしリスクは怖いしで二の足を踏んでる方に投資の第一歩としておすすめなのが『投資信託』である。

なぜなら、こちらはお金を預けるだけで運用は投資のプロにおまかせできるからだ。もちろんリスクはあり、元本保証はないものの、1万円ほどの少額から始めることができ、投資先を分散できるので、株式投資に比べたらリスクを小さくできる。また、投資の対象がさまざまなので、ローリスクローリターンの商品からハイリスクハイリターンの商品まで目的に合わせて選ぶことができるのである。

<<目次>>


目的を明確に

投資信託に興味を持って証券会社のサイトをのぞくと、なじみのない商品名、膨大な商品の数につい腰が引けてしまう人も多いのではないだろうか。投資信託を始めるにあたって、まずすべきことは投資しようと思っているお金の性格をよく考えることだ。

・どのくらいの期間運用できるのか
・リスクをどの程度とれるのか
・増やしたい目的は何か

これらをきちんと押さえておき、次から述べる基本的な知識を持っていれば、自分のなかで商品の取捨選択ができるようになるだろう。


商品の種類と手数料

運用はプロに任せるから深い知識は必要ないが、商品の種類とかかってくる手数料は知っておいた方がよいだろう。


商品は基本3種類

①「単位型(募集期間だけ購入可能)」と「追加型(いつでも購入・換金可能)」
②投資対象地域が「国内」「海外」「国内外」
③投資対象資産が主に「株式」「債券」「不動産投信」「左記以外のもの」「左記を複合したもの」

投資信託の商品はこの3つの組み合わせで成り立っており、そのうえで独立した分類として「MMF」「MRF」「ETF」があり、補足的な分類として「インデックス型」と「特殊型」がある。さらに投資対象資産は、決算頻度や投資対象地域などで細かく分類されているが、これらの分類はすべて、各商品の目論見書に記載されている。


手数料

これには「販売手数料」「信託財産留保額」「信託報酬」などがある。

販売手数料・・・購入時に直接支払う費用
信託財産留保額・・・投資信託を換金する際に直接支払う費用
信託報酬・・・運用実績に応じて支払う報酬

そのほか、「監査報酬」「売買委託手数料」などもある。商品によっては、販売手数料や信託財産留保額がないものもある。これら手数料はすべて目論見書で確認することができる。

また、投資信託から生じた利益には税金がかかってくるので、このことも頭に入れておいたほうが良いだろう。納税に関しては、販売会社で特定口座を開設し、源泉徴収ありを選択するのがおすすめだ。税金の計算は販売会社が行い口座から直接徴収されるので確定申告の際に手間が省ける。


商品を選ぶ

以上のことを頭に入れたうえで、自分の目的にあった商品を選んでみよう。

まず、投資する資金が長期的に使わないものかどうかで、単位型にするか追加型にするかに分かれるが、初心者であればいつでも購入・換金が可能な「追加型」が安心だ。

できるだけ損失を抑えたい人には、「債券型」の投資信託をおすすめする。価格の変動が小さく、リスクが低いのが特徴だ。

リスクが中程度なのが、「バランス型」、「リート型」。バランス型は債券や株など複数の資産に分散投資した商品で、分散の割合は目論見書で確認できる。中程度のリスクといっても債券が多めであればよりリスクは低く、株式が多めであればよりリスクは高いと判断できるだろう。リート型は、不動産に投資する商品だ。

そして、ハイリスクだがハイリターンを期待できるのが株式ファンドである。リスクが高いので上記の債券型やバランス型、リート型のファンドも持って、損失カバーを心がけたい。

自分の目的にあった商品を見つけたら、目論見書をじっくり読むことが肝要だ。交付目論見書なら初心者でも読みやすいようにできているので、ぜひ熟読してほしい。


購入の流れ

商品を決めたら、いよいよ購入である。購入までの流れとしては証券会社などの販売会社で口座開設、購入申し込み、代金の支払いとなる。購入後は取引の明細などが定期的に届き、1年に1〜2回運用報告書が交付される。

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