労使ともにメリットがあるテレワーク

労働者の視点から言えば、毎日、大雪や猛暑の日も満員電車に乗って長時間移動しなければならないのは肉体的にも精神的にもプラスの要素がなく、時間および経費のロスになる。また、運転免許証の更新など従来であれば平日に会社を休んで行かなければならないような手続きでも、在宅勤務であれば、休む必要はなくなる。今回の研究結果でも、勤務環境が静かになって人間関係によるストレスなどがないこともあり、在宅での勤務に不満を持つ社員は少なく、仕事への満足度は有意に高かった。離職率も50%低下したという。

このようにワークライフバランスの面からもテレワークは非常に有効といえる。企業にとっても労働力確保、労働生産性の向上、経費の面、BCPの観点から有効である。導入について一度考えてみるのもよいのではないだろうか。 (ZUU online 編集部)

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