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昨日のZUUの記事、 日本の富裕層人口増加のニュースとその理由 の中で日本の富裕層が増加傾向にあるとありました。

近年日本で増加傾向にある新興富裕層の方の内訳は、IPOなどで短期間に資産を築かれる起業家や投資家の方を除けば、外資系企業や医師、士業など高給な仕事を長く続けて、資産を築かれると言う方が多いと言われています。
しかし、多めの収入をきちんと管理し、資産を築かれる方がいる一方、収入に合わせて支出も過度に膨らんでしまい、フローに見合ったストックを築けていないと言う方も大勢いらっしゃいます。

本日はその様な悩みをお持ちの方の為に、私の経験談等も交えながら、支出コントロールの方法についてまとめさせて頂きます。


①貯める動機を明確にすること


まず、始めにここが明確ではないと続かないと続きません。

「貯めたお金で英会話教室に通いたい」
「貯めた作ったお金で海外旅行にいきたい」
「貯めたお金でCartierの指輪を買いたい」
「貯めたお金で起業したい」

こういった実際の行動が決まっている場合は大丈夫です。

また「貯めたお金で将来の不安を取り除きたい」など、精神的な安心感を得るものでも良いかもしれません。しかし、この様な場合は、ある程度の大枠で構わないので、今後のキャッシュフロー(予想される収入と支出の流れ)を明確にする事がコツになります。
マスローのピラミッドで示されている通り、人間は生存欲求に強く動機付けされる生き物で、例えば、今のままでは「75歳で全資金が尽きる」などといったことが分かると、支出のコントロールに対してもモチベーションが高くなります。

動機が何にせよ、それがが明確でないと、簡単に貯めるための意思は崩れてしまいます。まずは購買の判断の度に思い出せるくらい、動機を明確に意識に刷り込ませておくことが重要です。