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投資の応用
Written by 木村佳子(きむら よしこ) 19記事

“元祖女性株式評論家” 木村佳子が伝授する「失敗しない銘柄の選び方」

投資,株式
(写真=Thinkstock/Getty Images)

第1回「銘柄選びと売買タイミング」飛びつき買いを避けるには?

 株式市場では日々、いろんな会社の株価が上げ下げしています。派手に上げている銘柄もあれば、ジリジリと上げていく銘柄もあります。「どんな銘柄に投資しようか?」と検討している最中に、派手に上がっている銘柄を見るとつい飛びつき買いしたくなるものです。

 しかし、もっと上がるかのような動き方をして、次には大きく下がっていることがありますから、油断がなりません。下げた後、切り替えして再び大幅上昇もします。「銘柄選びと売買タイミング」は難しいものです。

 今回は「個人投資家と銘柄選び」をテーマに投資のご参考になるトピックスをお届けします。

株価を動かす材料を押さえておく

 株価を動かす最大の材料は「業績」に直結する内容です。耐震偽造やエアバックの不具合でトップ企業の株価が急落したのはこの先の業績への失望からですし、パリのテロ事件ではショップ売り上げに影響が出ると経営者が記者会見で従来の業績に対して下方修正の要素を示しました。一方で厚生労働省の専門部会から医療機器として承認された製品を持つ企業の株価が上昇を続ける例もあります。

 このようにニュースはいろんな角度からさまざまな切り口で出てきます。飛びつき買いを避けるためには日々、ニュースで報道されるテーマから関連株を2~3ピックアップし観察する癖をつけましょう。以下に具体的な例をあげてみましょう。

 ・外国人旅行客が増加……インバウンド銘柄としてホテル、レストラン、交通機関、人気のお土産販売(電化製品、化粧品、医薬品、衣類、玩具、ゲームなど)
 ・中国の一人っ子政策廃止……おむつ、おむつ製造機、対中輸出品関連、中国インフラ関連
 ・TPP……知的財産関連、TPPから除外されている中国がとる行動として知的財産(特許の保有数の多い製薬企業等)関連。翻訳、遠隔会議関連
 ・マイナンバー……カード発行関連(ICチップ、カード補強材、磁気等)、情報漏えい防止関連、インターフエイス、情報構築関連
 ・オリンピック……インフラ系、ソフト系に分類。インフラ系では完成時から逆算方式で出遅れ銘柄を推定していく。ソフト系では警備、広告、個人消費

 以上のようにテーマに合致しそうな銘柄を数点ピックアップし、定点観測をします。

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