最近主流となりつつある人身傷害保険
基本は上記3つであるが、その他にも搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険者傷害保険、人身傷害補償保険などがある。
この中で最近主流になってきているのが「人身傷害保険」だ。人身傷害保険は車に乗っていた人が死亡または傷害を負った場合に、過失の有無にかかわらず、保険金が支払われるというものである。自動車同士の運転中の事故の場合、相互に加害者であると同時に被害者でもあるというケースが多い。
その場合、人身傷害保険に加入していれば、相手方への補償だけでなく、自分の治療費についても自分が加入している保険会社に請求することができる。その後の過失割合に基づき損害賠償の調整は保険会社がすべてやってくれるので、人身傷害保険加入者は何もしなくてよい。交通事故に遭うとメンタル的にもダメージを受けるので、お金を気にせず交渉も任せられるというのは大きなメリットである。
それらに加えて一定の条件を満たす場合に新車価格を補償する「車両新価保険特約」、1回目の事故による等級ダウンを制限した「等級プロテクション特約」、「弁護士報酬特約」などがある。
ともあれ、補償内容をしっかり理解した上で、不必要な設定をしないことが自動車保険選びの基本といえる。最近では様々な割引を実施している自動車保険もあるので、賢く選択して家計の負担を少しでも減らしたいものだ。(ZUU online 編集部)
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