ワールドカップ休業保険

オランダではサッカーのワールドカップ(W杯)でオランダ代表の試合当日と翌日、欠勤した社員がいた場合には会社に保険金が支払われるという保険がある。なんでも「ユーロ2004」の大会時に20%もの人が会社を欠勤して経営者を悩ませたため、生まれた保険だという。サッカー強豪国ならではの保険といえるだろう。


トラウマ保険

サッカーの母国イギリスでもこんな保険が存在した。サッカーのイングランド代表がW杯予選リーグで敗退したことによるトラウマに備えた保険だ。リーグ敗退した場合、専門家が「想定外の敗退」かどうかを審査し、トラウマで苦しんだという医学的証明ができれば補償してくれる。実際に2006年のドイツ大会で、ある男性がこの保険を105ポンド(約2万円)の保険料、100万ポンド(約2億円)の補償という条件で契約したが、この時は予選敗退しなかったので、保険金が支払われることはなかったという。さすがフーリガンで有名な国だ。


サバイバルゲーム保険

最近人気のエアガンで撃ち合うサバイバルゲーム。その際のケガなどで補償を受けることができる保険が、日本の保険会社からも発売されている。一般的には「レジャー・スポーツ保険」「レクリエーション保険」などという名前で取り扱われている。傷害の補償以外にも、エアガンなどの装備品は高額のため、盗難や破損の補償をするプランなどもあるという。


チケット保険

たとえば病気や急な出張などでチケットを取っていたコンサートに行けなくなった場合、チケット代金を補償してくれる「チケットガード」。日本の保険会社が取り扱っている保険だ。事前に保険料を払っていると、最大20万円のチケット代金が返金される。保険料は5000円のチケットで560円、1万円で870円、2万円で1480円とチケット代が高額につれて割安になる。お手軽なため利用者もけっこういるという。


ドローン保険

こちらはなにかと話題のドローンにまつわる保険。日本の保険会社が発売したのは商業用目的のドローンが対象で、操縦ミスで人にケガをさせたり、器物破損させたりした場合に補償金などをカバーする事業者向けのもの。撮影した映像がネットなどに流出して個人のプライバシーを侵害した際の賠償特約もある。


初デート保険

イギリスの会社が発表したこの保険、「楽しみにしていた彼との初デートがあまりにもひどかった場合、それにかかった費用は全部うちがもちます」というものだ。対象者は女性限定で、相手の態度、人柄などでひどい目にあったという「精神的損害」と、初デートのために美容院、服装、メイクなどの準備にかけたお金をムダにしたという「経済的損害」を担保してくれる。話題になったが、実はこのデート保険は保険会社のジョークだったとか。(ZUU online 編集部)

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