このレシピを実行して2万9910円※貯まる!
【材料】
・1ヶ月
・5000円~
【Point】
①「利用頻度」「1年1回の爆買い」「その他サービス」から入会する「友の会」を選ぶ
②1ヶ月に積み立てる金額を決める
③入会のタイミングは1月か7月がオススメ
※1ヶ月3万円積立後のボーナス3万円から、36万円を1年間銀行の定期預金(0.025%)に預けた利息90円を引いた金額2万9910円(30,000-90=29,910)。利息にかかる税金は考慮せず
マイナス金利導入、銀行預金の金利は…
マイナス金利導入で普通預金の金利は「0.001%」になりました。これは、10万円を1年間預けて利息は1円という金利です。これから税金を引かれると気分はもはやマイナスです(厳密にはマイナスにはなりませんが、1円以下は使えないので気持ちはマイナス)。
定期預金でも300万円未満は「0.025%」なので、10万円で25円です。ATM1回の手数料にもなりません。それだけ金利が低い、ということです。
銀行に預けて寝かせてただけで10年後には倍近く増えたというバブルな時代がかつての日本にはありましたが、それは今や昔の今昔物語。今では同じ結果を得るには1000年もかかるというおとぎ話になってしまいました。
「友の会」は年利8.3%の高利回り
銀行よりも利回りがよくて賢いお金の貯め方が、わたしたちの身近なところにあります。それは百貨店の「友の会」です。百貨店に毎月積立をする「百貨店積立」です。母も高島屋友の会「ローズサークル」の会員でした。
毎月1万円づつ入金して、1年後に13万円分の「商品券」が受け取れる仕組みです。友の会員向けに専用サロン利用やレストラン優待券、展覧会入場券、特別セールなど、充実したサービスがウリでした。百貨店がロイヤルカスタマー向けに顧客囲い込みのために実施していたCRMの一環ですが、当該デパートでしか利用できない商品券という点が「なんだかな…」だったので、当時はさっぱり興味がありませんでした。
が、今は違います。消費者に熱い視線が注がれているのがこの「百貨店積立」。連日入会希望者の行列が絶えないというのが、NHKの「あさイチ」でも紹介されていました。何しろ年利8.3%です。これは、銀行の「0.001%」と比べると400倍。デパートでしか使えないとはいえ、年に13万円分のお買い物券が手に入ると思えば、かなりオトク。「あさイチ」によると、入会希望者が昨年と比較して5倍にもなる人気ぶりです。
ブランド購入にはどこがおすすめ?
デパートの「友の会」の積立は、1年後に戻ってくるのが「商品券」というのがポイントです。普段デパートを利用しないという人にとっては利回りがよくてもメリットは少ないでしょう。金券ショップでの現金化も投資した額に見合うリターンは見込めません。デパート積立は、1年間で商品券を使いきることが最大のコツです。それには、どこのデパートの会員になるかをよく検討することが必要です。
普段から利用頻度が高いか、あるいは利用頻度は低いものの貯めた商品券を利用して、普段購入できないハイブランドのアイテムを年に1回購入するといった方法がオススメです。頑張った自分へのご褒美にもなるし、1年分だと金額もそれなりになるので、かなりのお買い物ができます。
たとえば、三越・伊勢丹の「IM友の会」。月額5000円から1万、2万、3万、5万とコースがあり、1年でボーナス1ヶ月分がつきます。毎月3万円で1年間積み立てると、36万+3万で39万円分の商品券がもらえます。
伊勢丹・三越には日本のハイブランドがほぼ揃っています。1月と7月にブランドのセールがあり、定価の40~50%で購入できます。セールに合わせて入会すれば、1年分のブランド品の購入費を商品券で賄うことも可能です。モチロン、コムデギャルソンは伊勢丹にほとんどのラインが入っています。
マネーゴーランド 編集部
「お金」にこれまであまり興味のなかったメンバーが自分たちが興味の持つようなネタを日頃から探し、自らが愛せるような記事作りを目指し、試行錯誤の日々。(提供:
マネーゴーランド
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