マネックス証券の一般NISAでは、「国内株式」「外国株式(米国、中国)」「投資信託」を取り扱っています。米国株や中国株(香港株)のラインアップが特に充実しており、これらをメインに投資するなら候補としたい証券会社です。
マネックス証券の一般NISA取扱商品の概要 |
国内株 |
現物取引 |
東証 |
○ |
名証 |
○ |
札証 |
○ |
福証 |
○ |
国内ETF・ETN |
○ |
国内REIT(J-REIT) |
○ |
PO・立会外分売 |
○ |
単元未満株 |
○ (ワン株) |
外国株式 |
海外株式 |
米国
中国(香港)
|
海外ETF |
○ 米国、中国(香港) |
投資信託(一般NISA対象銘柄) |
1,260本 |
国内株式 | マネックス証券のNISAなら国内4市場に上場する銘柄を取り扱い
マネックス証券の一般NISAは、国内4市場に上場する銘柄の現物取引のほか、単元未満株取引やIPO(新規公開株)にも対応しています。一般NISAでこれらを取引したい人はマネックス証券が候補になるでしょう。
国内株式対象取引
- 国内株式現物取引(東証、名証、札証、福証上場銘柄)
- 国内ETF(上場投資信託)
- 国内ETN(上場投資証券)
- 国内不動産投資信託(J-REIT)
- ベンチャーファンド
- IPO(新規公開株)
- PO(公募・売出)
- 立会外分売
- 単元未満株(ワン株)
外国株式 | マネックス証券のNISAは米国株と中国を取引できる
マネックス証券の一般NISAでは、米国株と中国株(香港株)を取引できます。
香港株は主要ネット証券最多の2,596銘柄を取り扱い、香港市場に上場するほぼすべての銘柄をカバーしています。香港株は競合のSBI証券や楽天証券でも取り扱っていますが、取扱銘柄数はそれぞれ1,357銘柄、1,268銘柄であり、マネックス証券が圧倒的です。
主要ネット証券の中国株取扱銘柄数の比較 |
証券会社 |
取扱銘柄数(ADR、ETFを含む) |
香港株 |
上海A株 |
マネックス証券 |
2,596銘柄 |
× |
SBI証券 |
1,314銘柄 |
× |
楽天証券 |
1,268銘柄 |
377銘柄 |
※auカブコム証券、松井証券は中国株の取り扱いなし
米国株の取扱銘柄数は4,882銘柄で、主要ネット証券ではSBI証券の5,801銘柄に次ぐ多さです。マネックス証券では買付手数料が全額キャッシュバックされるため、比較的マイナーな銘柄まで投資対象にする人を除けばマネックス証券のほうがメリットは大きいといえるでしょう。
主要ネット証券の米国株取扱銘柄数の比較 |
証券会社 |
取扱銘柄数(ADR、ETFを含む) |
マネックス証券 |
4,882銘柄 |
SBI証券 |
5,801銘柄 |
楽天証券 |
4,673銘柄 |
auカブコム証券 |
1,800銘柄 |
松井証券 |
1,629銘柄 |
米国株や香港株以外に投資したい場合には、SBI証券や楽天証券が候補になります。
投資信託
マネックス証券の一般NISAでは、1,260本の投資信託を取り扱っています(2022年12月8日現在)。
ほとんどの人にとっては投資したい銘柄を選ぶのに十分なラインアップといえますが、なるべく選択肢(取扱銘柄数)は多いほうがいいなら、SBI証券や楽天証券が候補になるでしょう。
主要ネット証券の投資信託銘柄数の比較(一般NISA、つみたてNISA対象商品) |
証券会社 |
一般NISA対象銘柄数 |
つみたてNISA対象銘柄数 |
マネックス証券 |
1,260本 |
157本 |
SBI証券 |
2,585本 |
185本 |
楽天証券 |
2,558本 |
183本 |
auカブコム証券 |
1,596本 |
180本 |
松井証券 |
1,645本 |
178本 |
単元未満株 | マネックス証券なら「ワン株」に投資できる
マネックス証券の一般NISAは、東証と名証に上場する銘柄の単元未満株取引(マネックス証券での名称は「ワン株」)にも対応しています(福証、札証上場銘柄は売りのみ)。NISAの非課税投資枠をうまく活用して国内株式へ投資したい人には、マネックス証券が候補になるでしょう。
単元未満株取引とは
- 1単元(取引所での最低取引単位、国内上場株式は通常100株)に満たない株数で行う株取引。
単元未満株取引を使うと、1単元の最低投資金額が一般NISAの非課税投資枠(120万円)を超える銘柄や最低投資金額が大きく投資しにくい銘柄に投資したり、少額ずつ複数の銘柄に分散投資したりしやすくなります。
主要ネット証券で単元未満株取引に対応しているのは、マネックス証券のほか、SBI証券(「S株」)とauカブコム証券(「プチ株®︎」)です。
マネックス証券は、名証上場銘柄も単元未満株取引で購入できる点、売却時の最低手数料が税込52円(SBI証券は税込55円)である点でSBI証券よりも優位性があります。また、買付手数料が無料である点でauカブコム証券よりも優位性があります。
主要ネット証券の単元未満株取引サービスの比較 |
証券会社 |
対象銘柄 |
手数料(税込) |
東証 |
名証 |
福証 |
札証 |
買付 |
売却 |
マネックス証券 |
○ |
○ |
売のみ |
売のみ |
0円 |
約定代金の0.55% 最低手数料52円 |
SBI証券 |
○ |
売のみ |
売のみ |
売のみ |
0円 |
約定代金の0.55% 最低手数料55円 |
auカブコム証券 |
○ |
○ |
売のみ |
売のみ |
約定代金の0.55% 最低手数料52円 |
松井証券 |
売のみ |
売のみ |
売のみ |
売のみ |
- |
約定代金の0.55% 最低手数料なし |
楽天証券 |
取扱なし(買取請求のみ) |
- |
IPO | マネックス証券のNISAに対応
マネックス証券ではIPOも多数取り扱っており、一般NISAでも購入できます。
IPO(新規公開株)とは
- 企業が新たに証券取引所に株式を上場し、一般投資家向けに株式を売り出すこと。IPOを売出価格で購入するには、上場(公開)前に購入を申し込み、割り当てを受ける必要があります。
マネックス証券では2021年のIPO全125社のうち66社、約2社に1社の取扱実績があります。また、割り当てられるIPO株の100%が完全平等抽選で配分されるため、資金力や取引実績などによらず平等に当選チャンスがある点もメリットです。ただ、IPOの取扱実績ではSBI証券(2021年実績:122社)が頭一つ抜けています。
主要ネット証券のIPO取扱実績(2021年実績) |
証券会社 |
取扱実績 |
一般NISAでの取扱 |
楽天証券 |
74社 |
× |
SBI証券 |
122社 |
○ |
マネックス証券 |
66社 |
○ |
auカブコム証券 |
42社 |
○ |
松井証券 |
56社 |
○ |