ラジオニュースの視聴率はわずか6.8% 新聞は7.8%

対する新興国ではSNSが広範囲に情報源化しており、ブラジルではSNS利用者72%のうち18%が、トルコでは73%のうち15%が、ポーランドでは66%のうち16%が、SNSを主要情報源と見なしている。

先進国では米国がトップで、SNS利用者46%のうち14%が、テレビや新聞よりも頻繁にSNSからニュースを入手している。

英国、フィンランド、オランダといった欧州国では日本同様、まだまだ従来の情報源が主流のようだ。

年齢層別に見てみると、SNSを主要情報源としているのは18歳から24歳(28%)と25歳から34歳(17%)である。

この層はオンラインのニュースサイトの利用率も非常に高く、平均22.5%と、45歳以上の平均(6.5%)の3倍を上回る。日本での人気はYahooニュースで、59%が週一度は利用しているという。

すべての年齢層の平均では、オンラインが最も高く45.8%、テレビが37.8%という結果だが、成長率という点では若年層間でSNSが急速な伸びを見せているため、今後数年間で大きく変化する可能性も高い。

最も不人気のラジオは6.8%、新聞も7.8%で、やはりインターネットが情報市場を根本からくつがえしたという事実が、数字に反映される結果となっている。(ZUU online 編集部)

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