5位 ハリソン&メリッサ・フォード夫妻:1億1800万ドル(約118億円)

1983年に結婚し、04年に20年以上にわたる結婚生活に終止符を打った、ハリソン・フォード。妻は「ET」などの脚本家であるメリッサ。慰謝料は1億1800万ドル。ハリソンはこの慰謝料に加えて、彼の出世作の映画『スター・ウォーズ』、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどから、今後発生するビデオ・DVDの権利料も併せて譲渡している。

4位 ニール&マーシャ・ダイヤモンド夫妻:1億5000万ドル(約150億円)

1960〜80年代にかけて多くのヒット曲を飛ばして、ロックの殿堂入りも果たした歌手ニール・ダイヤモンド。69年の人気絶頂期にマーシャと結婚、四半世紀後の94年に離婚している。慰謝料を1億5000万ドルだった。離婚の原因はニールの不倫である。出会った当時、マーシャはテレビ局のアシスタントで、ニールが一目惚れして結婚している。そのせいか、離婚する際に「彼女はこれだけ払う価値がある人だから喜んで払う」と述べたという逸話もある。

3位 マイケル&ファニータ・ジョーダン夫妻:1億6800万ドル(約168億円)

バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンとファニータは1989年に結婚。02年にファニータが離婚訴訟を起こすも、一旦は和解している。だが、06年に「17年間の結婚生活に円満に終止符を打つことを決意した」とのコメントを発表して、離婚している。原因は、マイケルのギャンブルや女性問題という話もあるが、あくまで噂である。

2位 メル・ギブソンとロビン・ギブソン夫妻:4億2500万ドル(約425億円)

メルとロビンは1983年に結婚、28年間もの長きにわたって連れ添ったが、11年に離婚。原因は、長年問題視されていた、メルの酒癖の悪さのようだ。特に06年に飲酒運転で逮捕された時に、警察官に人種差別的な暴言を吐いたことが、大きなスキャンダルにもなっている。

1位 ルパート&アンナ・マードック夫妻:17億ドル(約1700億円)

映画会社21世紀フォックスなどを有するニューズ・コーポレーションのオーナーで、世界的にメディア王として知られるルパート・マードック。最初の妻と離婚したのと同じ年にアンナと再婚。22年の結婚生活の後1999年に離婚。その際に慰謝料を17億ドル支払っており、これが史上最高額の離婚慰謝料といわれている。余談だが、わずかその半月後、当時70歳のマードックは、40歳年下のウェンディと3度目の結婚をしたが離婚し、現在は4度目の結婚生活を送っている。

慰謝料は年収や資産額に比例する部分もあり、セレブの方が慰謝料は高額になりやすいのだろう。婚前契約を結ぶことで、離婚を見据えているように感じる人もいるだろうが、小さな揉め事を作らないという意味で、賢い選択なのかもしれない。(ZUU online編集部)

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