スーパーの売り場面積にも注目したい

カルビーといえば、「フルーツグラノーラ」のヒットで株価は人気化、2015年4月には5700円の史上最高値を付けている。たった1年半前のことだ。

フルグラは、時短、健康志向を背景に今までなかった朝食のスタイルとしてヒット商品となった。カルビーは、フルグラを武器にシリアルを第3の朝食として新しい市場を切り開いた。2011年のフルグラの売上37億円が、12年には63億円、13年は95億円、14年は143億円と大成長、2015年には200億円と、わずか4年で約5倍の売り上げとなった。今期もフルグラの成長は続いておりカルビーの主力製品になりつつある。

フルグラのヒットに乗ってカルビーの株価は、2014年3月安値の2275円から2015年4月高値の5700円まで2.5倍に上昇した。

スーパーマーケットで買い物をしていると、フルグラの売り場面積はどんどん拡大している。一方でポテトチップスの売り場面積は今後どうなるのだろうか? そういった視点から株価をチェックしてみると新たな発見があるかもしれない。

個人的にはカルビーが天災の影響を乗り越えて、成長を取り戻せるように応援したいところだ。(ZUU online 編集部)

【編集部のオススメ記事】
「信用経済」という新たな尺度 あなたの信用力はどれくらい?(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
会社で「食事」を手間なく、おいしく出す方法(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)