フリーローン,借り換え,借り方
(写真=PIXTA)

目次

  1. フリーローンとは?
  2. フリーローンの金利は低い
  3. 担保は不要
  4. フリーローンのメリットとは
    1. 金利が低い
    2. 総量規制の対象外
  5. フリーローンのデメリットとは
    1. 審査に時間がかかる
  6. 繰り上げ返済に手数料がかかる
  7. どんなときにフリーローンを利用すればいいのか
  8. フリーローンの選び方
    1. 金利
    2. ローンの金利には2つの法則がある。
    3. 利用条件
    4. 繰り上げ返済手数料
    5. 銀行の種類別によるフリーローンの特徴
  9. 実際にどんなフリーローンがあるの?
    1. ネットDE多目的ローン(三菱東京UFJ銀行)
    2. フリーローン(ジャパンネット銀行)

自動車ローンは銀行のローンを借りることができれば、低金利で借りることが可能だ。 しかし、低金利のローンは概して金利が高いものだ。場合によっては審査に通過できないケースも想定した方がよいだろう。

自動車ローンの審査に通過できない場合には、銀行のフリーローンの活用も検討したい。フリーローンを借りる時には金利負担などには十分に注意が必要だが、自動車ローンよりも審査に通過できる可能性は高い。フリーローンの特徴や審査について解説していく。

フリーローンとは?

フリーローンの“フリー”とは、ローンを組むときの"利用目的が自由(フリー)"であることを意味する。住宅ローンや自動車ローンなどは利用目的が決まっているのに対して、フリーローンは目的を問わない。結婚式の準備のための資金として使うこともできれば、手術を受ける治療費として使うこともできるのだ。ただし、事業を立ち上げるための資金や、投資の元手などに充てることはできない。主に個人や家庭での利用のために借りられる。 もちろん、フリーローンは自動車を購入する場合も利用可能だ。

フリーローンの金利は低い

フリーローンは、カードローンや消費者金融に比べて金利が低い。例えば、三井住友銀行であれば、カードローンの最高金利が14.5%であるのに対して、フリーローン(無担保型)は5.975%と低金利だ。返済途中で追加で借り入れることができないぶん、貸す側にとってはリスクが少なくなるため、通常よりも金利が低く設定されている。しかし、自動車ローンの金利よりは高くなることに注意しよう。

担保は不要