社内恋愛,米国,キャリア
(写真=Thinkstock/Getty Images)

米求人サイト「Vault」によるキャリア恋愛サーベイから、社内恋愛に対する男女間の温度差や時代による社内恋愛の受けとめ方の変化など、数々の興味深い事実が明るみにでた。

結果を見るかぎり、男性は女性よりも社内恋愛をカジュアルなものとしてとらえる傾向が強く、経験者の7割以上が「チャンスがあれば何度でも」と考えている。また意外にも社会は、「社内恋愛は認められるべきではない」という風潮に傾きつつあるようだ。

社内恋愛の最も多い・少ない職種は?

このサーベイは「時としてキャリア崩壊をまねきかねない社内恋愛に、本当にリスクを背負うだけの価値があるのか」というコンセプトのもと、Vaultが毎年実施しているものだ。

今年の回答者のうち、不倫関係を含む社内恋愛経験者は51%。結婚までこぎつけたのは16%、真剣な交際にまで発展したのは29%で、軽い恋愛(42%)や恋愛感情なしの関係(36%)をはるかに下回る。

経験者の男女の割合は女性52%、男性50%と微差だが、男性の45%が軽い関係を楽しんでいるのに対し、女性はわずか19%がそうしたカジュアルさに満足している。代わりに17%は長期間続く真剣な交際を好み、9%が実際に結婚相手を見つけている。

その一方、未婚・既婚に関わらず、上司と関係をもつ女性の確率は20%と男性よりも7ポイント高い。これは男性が上下間の恋愛関係に厳格というわけではなく、単に部下と関係をもつケースの方が多いだけのようだ。その証拠に32%が部下となんらかの「個人的な秘密」をもっている。

懲りないのも男性側で、5%が「会社にバレた」にも関わらず、71%が「(前回の経験を問わず)チャンスがあればまたしたい」と回答。対照的に43%の女性は「二度と懲りごり」と、後悔後に立たずを身をもって実感したようだ。

社内恋愛の最も多い職種はホスピタリティ・観光産業で、61%がなんらかの関係を社内でもった経験がある。次いで消費者製品(59%)、リテール、広告(ともに58%)、政府(54%)、人材(53%)、テクノロジー(51%)などが、恋愛相手にめぐり会いやすい。逆にインターネット・メディア(33%)や法律(34%)、不動産(35%)などは、職場ロマンスが芽生えにくい環境のようだ。

興味深いのは「社内恋愛は禁止すべき」という回答者が、昨年より1ポイント増の6%に達している点だろう。それに比例して、「社内恋愛は認められるべき」という回答者も27%(2ポイント減)という結果に。詳しく見てみると、「部署などが違うのであればOK(33%)」だが、「同じ部署はNG(24%)」とのことで、恋愛によって職務に支障がでる可能性を懸念している。

驚くべきことに会社によって社内恋愛への対応の仕方が異なるはずだが、44%が「禁止されているのかどうか知らない」と答えている。「知らないから隠す・隠さない」という意見もわかれており、複雑な社内恋愛事情は米国も日本も共通するようだ。(ZUU online 編集部)

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