レクサス,高級車
(画像= ZUU online 編集部)

自動車の価格情報サイトを運営している「ケリー・ブルー・ブック(KBB)」が発表した、「Best Resale Value Awards 2016(再販価値の高いブランド)」で、レクサスが5年連続受賞を果たした。

この賞は、現在の車両データ、売上データ、各車両の市場状況、車両セグメント内の競争、将来の経済の期待、などが考慮されている。同社の再販価値予測は各国の主要金融機関の多くでも使用されているという信頼性のあるデータとのこと。最高賞には「ベスト・ブランド」と「べスト・ラグジュアリー・ブランド」の2種類があり、レクサスは「べスト・ラグジュアリー・ブランド」を5年連続で受賞した。

「信頼性の高いクルマ」としての定評が確立

「ケリー・ブルーブック」というのは、クルマ社会の米国では知らない人はいないといわれている、中古車相場のガイドブックだ。文庫サイズの季刊本で、表紙が青色であることから「ブルーブック」と呼ばれている。ショッピングモールやスーパーマーケットのラックなどでもよく目にするポピュラーな存在で、「ブルーブック」の評価はディーラーも決して無視できない「権威」なのだという。

一方で2016年12月7日には、米国の消費者情報誌として信頼の厚い「コンシューマー・リポート」が、「米国で販売されている信頼性の高いクルマ」のトップ10を発表した。トップのトヨタ「プリウス」に続く2位には、レクサスの「CT200h」がランクされている。「レクサス」のブランドがいかに深くクルマ社会に浸透しているのかを示す、明らかな証のひとつだといえるだろう。

認定中古車へのこだわりが生んだ「CPO」

信頼性の高さに加えて、レクサスの中古販売価値を上げているのが、徹底した「認定中古車」へのこだわりだろう。認定中古車というのは、基本的には「ディーラーが独自に定めた条件をクリアした良質な中古車」のことで、ほとんどのディーラーは認定中古車の権威づけのために、日本自動車鑑定協会や日本自動車査定協会などの第三者機関による査定を受けたりしている。

その認定中古車について、レクサスはCertified Pre-Ownedの頭文字をとって「CPO」と名付けたプログラムを用意している。レクサスの名にふさわしいU-Carを求める顧客が満足できるように、サービスと品質にとことんこだわった「レクサス認定中古車」だというわけだ。

「CPO」にはファイナンシャルプランも充実

「CPO」のプログラムは、エンジンオイル、エンジンオイルフィルター、ワイパーゴムの無条件交換をはじめ、年数や走行距離に応じて所定の基準に沿った部品交換を実施することから始まる。そして24ヶ月点検の項目を含めた90項目以上の点検・整備が実施され、納車前の最終点検では「レクサスCPO納車前確認シート」が発行される。

また「CPO」認定中古車のユーザーは、2年間走行距離無制限の保証と2年間無料のメンテナンスプログラムの恩恵を受けるほか、セキュリティ対策やトラブル対応に、自動車向けの次世代情報提供サービスであるテレマティクスサービスを利用することができる。

そして、レクサスのU-Car購入者を側面から支えているのが、「CPO」認定中古車ならではのファイナンシャルプランだ。顧客のニーズに合わせ、残価据置型のスマートバリュープランと、スタンダードプランの2種類のCPOローンが用意されており、購入をより容易なものにしているのだ。

「レクサスオーナーズデスク」も見逃せない

さらにレクサスの価値を高めている要因のひとつとして見逃せないのが、「レクサスオーナーズデスク」の存在だ。「レクサスオーナーズデスク」は、レクサスに関する質問や相談から緊急時のサポート・手配にいたるまで、24時間365日にわたって丁寧な対応が保証されている、オーナー専用のコールセンターだ。自宅の電話や携帯電話からはもちろんのこと、車内のハンズフリー通話でもフリーコールで利用できる仕組みになっている。

例えば車を運転中にレクサスオーナーズデスクのボタンを押すと、目的地を伝えるだけでナビを自動設定してもらえる。さらには、近場のレストランやホテルなどの検索や予約、もしくは鉄道や航空機の予約もデスクのオペレーターに任せることができる。いかにスマートフォンが便利になったとはいえ、ここまで至れり尽くせりのサービスとなると、やはり手放せない魅力になる。

もともとレクサス自体が、その高級感溢れる外装はもとより、静寂で高い質感の内装や効きの良いブレーキ、安定感ある運転感覚等、やや割高なサービス料金を補って余りある魅力に満ちたクルマであるだけに、こうしたメディアによる客観的な評価や「CPO」のシステムなどが、5年落ちの中古車にも十分な人気を与えているのだろう。(ZUU online 編集部)

【編集部のオススメ記事】
「信用経済」という新たな尺度 あなたの信用力はどれくらい?(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
会社で「食事」を手間なく、おいしく出す方法(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)