急騰銘柄,売買判断
(画像=PIXTA)

目次

  1. 急騰した銘柄の売り時は難しい
  2. 株価は需給要因により短期的に動く
  3. なぜ株価の急騰が起きるか?
  4. 売り時の判断材料
  5. (1)ファンダメンタルズ
  6. (2)テクニカル
  7. (3)ショートカバー
  8. 売り時はやはり難しい

急騰した銘柄の売り時は難しい

割高株を掴まないための大局観をお伝えしている本連載。前回はイベントを材料にして急上昇したストップ高銘柄をどのように捉え、付き合っていくべきかをお伝えした。

急騰銘柄の買い時は難しいが売り時を見定めるのはそれ以上に難しい。 しかしどんな状況においても、冷静な分析以外に近道はない。【第3回】では、ファンダメンタル、テクニカル、ショートバーの観点から、急騰した銘柄の売り時に関するヒントをお届けする。

株価は需給要因により短期的に動く

株価は長期ではファンダメンタルズを織り込んで上下することが多いが、短期的には需給要因で動くことが多い。利益確定やロスカットなど、株は買い時よりも売り時の方が難しいといったことを耳にしたことがあるだろう。ここでは急騰した株の売り時をどう判断するかを考えよう。

なぜ株価の急騰が起きるか?