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(画像=PIXTA)

飲食店の開業希望者の中で、出店したい業態として根強い人気を誇る「カフェ」。レストランや居酒屋などに比べて、開業資金や準備のハードルが低そうなイメージを持っているのが大きな理由だと考えられる。実際にカフェを開業するにあたって資金はどの程度必要なのか? メニューづくりや集客のポイントともにご紹介していきたい。

カフェの開業資金はいくら掛かる?

カフェを開業するにあたって、まず気になるのが開業資金。飲食店全体では平均1,000万円前後と言われているが、カフェの場合は300〜2,000万円程度とかなり幅広い。できるだけ低資金で開業したい人には、「居抜き物件」がおすすめだ。場合によっては、300万円程度での開業も不可能ではない。居抜き物件の最大のメリットは、内装費や厨房設備費がかからないこと。開業資金を抑えられるだけでなく、開業までの準備期間も短くすることができる。また、駅から離れた物件や個人のビルオーナー物件を選べば、家賃や保証金が低くなる傾向もある。

一方で、スケルトン物件の場合はどうしても開業資金が高くなりがちだ。スケルトン物件は内装のデザインや厨房の使い勝手を自分好みにできるメリットはあるが、こだわりのあまり開業資金がかさんだり準備期間も長くなったりすることが多い。特に、フードメニューを数多く取り入れたレストラン並みの設備を揃えようとすると、1,000万円は超えると思った方がいいだろう。

いずれにしても、開業資金の半分程度の自己資金は用意しておきたいところ。自分の理想と物件の条件、内装費や厨房機器費を具体的に計算して比較し、必要な自己資金を算出しよう。

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カフェにおけるメニュー構成のポイントは?

カフェは設備面の問題から、あまり多くのメニューを扱えない。オーナーとしてはなるべくメニューを充実させたいと思うだろうが、メニュー数が多くなればなるほど、設備や食器だけでなくオペレーション手順も増えてしまう。そうなると、提供に時間がかかり、たくさんのスタッフが必要になるという問題が出てきてしまう。

やはりカフェでのフードメニューは、パスタ、カレー、パン系などのいずれかに絞り込むのがいいだろう。メニューを特化させることで、それがお店の特徴になり話題性や口コミにもつながりやすい。また、単一メニューによってオペレーション手順が減ることで、クオリティが向上したり食材ロスを減らしたりする効果も期待できるのだ。

そして、カフェメニューで外せないのがスイーツだろう。スイーツ類は仕込み段階でほぼ完成しているので提供スピードも早い。ケーキはもちろんプリンやアイスなど、自信をもって提供できるスイーツメニューを一品用意し、それを前面に打ち出すと、店の看板メニューとして定着しやすくなる。専門店型のカフェにすることで、客からの評判もよくなり効率性も上がるので、この点はしっかり抑えておきたい。