ネット証券では口座開設費や口座管理料が発生しないため証券口座を複数開設しておく考え方が一般的だ。口座開設の際に候補として挙がってくるネット証券といえばネット証券最大手のSBI証券と楽天証券の2社だろう。SBI証券と楽天証券の口座を併用するメリットや使い分け方を開設する。

目次

  1. 1.SBI証券と楽天証券の特徴とは? 取引手数料、取り扱い銘柄数などを比較
  2. 2.SBI証券と楽天証券のメリットを徹底比較
  3. 3.SBI証券と楽天証券の使い分け方 両方で口座開設をするメリットとは
  4. 4. SBI証券と楽天証券の口コミ・評判を徹底比較
  5. 5.SBI証券と楽天証券の両方で口座開設をするデメリットや注意点
  6. 6.SBI証券で口座開設をする方法
  7. 7.楽天証券の口座開設方法
  8. 8.SBI証券と楽天証券のダブル口座保有で利便性アップ
  9. 実際に株式投資を始めてみる

1.SBI証券と楽天証券の特徴とは? 取引手数料、取り扱い銘柄数などを比較

sbi,楽天,証券,口座,両方,併用
(画像=wanpatsorn/Shutterstock.com)

SBI証券と楽天証券は口座開設数が多い人気のネット証券だ。ネット証券の口座を開設するなら、この2社から検討を始めるのがおすすめである。

SBI証券と楽天証券の取引手数料(一部抜粋)や投資信託の取扱数、海外株式の対象国、ポイント制度などを比較し表にまとめた。(※データは2021年4月21日時点)

SBI証券
(インターネットコース)
(税込)
楽天証券
(税込)
国内株式
現物取引手数料
約定ごとプラン
5万円超え
10万円まで
99円
10万円超え
20万円まで
115円
20万円超え
50万円まで
275円
国内株式
現物取引手数料
一日定額プラン
100万円まで 0円
100万円超え
200万円まで
1,278円 2,200円
米国株式
取引手数料
約定代金の0.495%
・最低手数料:0ドル
・上限手数料:22ドル
国内株式IPO
2020年取扱実績
85社 38社
国内株式
単元未満株
・東証上場銘柄:買付と売却が可
・名証・福証・札証上場銘柄:売却のみ可
買取請求による換金のみ可
投資信託
取扱数
本数 2,653本 2,694本
ノーロード本数 2,653本 2,694本
海外株式
対象国
米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、
インドネシア、シンガポール、
タイ、マレーシア
米国、中国、シンガポール、タイ、
マレーシア、インドネシア
海外ETF
対象国
米国、中国、韓国、シンガポール 米国、中国、シンガポール
ポイント制度 Tポイントが貯まり、
ポイントで投資できる
楽天ポイントまたは楽天証券ポイント
が貯まり、ポイントで投資できる
サポート
問い合わせ方法
・電話
・AIチャット
・メールフォーム
・電話
・対人チャット
・AIチャット
・メールフォーム
SBI証券楽天証券の公式ホームページを基に筆者作成

2.SBI証券と楽天証券のメリットを徹底比較

SBI証券と楽天証券の特徴から、両社ともに取扱商品が豊富で取引手数料が安く、魅力的なネット証券であるといえる。それらの特徴から両社のメリットを比較してみたい。

SBI証券のメリット1……国内株式などの取引手数料が安い

SBI証券は取引手数料の値下げをリードするネット証券の1社といえる。楽天証券も取引手数料が十分安いといえるが、SBI証券はそれをさらに下回っている。

国内株式の現物取引において、一日の約定金額合計で手数料が決まるプランを選んだ場合を比較してみよう。一日の約定金額合計100万円まではSBI証券も楽天証券も取引手数料無料で利用できる。100万円を超えて200万円まででは、SBI証券は楽天証券の取引手数料を下回る手数料を設定している。

ネット証券は手数料無料化が進んでおり、これからもSBI証券の手数料値下げに期待したい。

SBI証券のメリット2……IPOの取扱銘柄が多い

SBI証券の強みのひとつがIPOに強いことだ。IPOの取扱銘柄数は国内証券でトップレベルである。2020年のIPO取扱実績は楽天証券の2倍以上の85社であり、多くのIPOの抽選に申し込みできる。

また、SBI証券にはIPOのポイント制度であるIPOチャレンジポイントがあり、IPOの抽選に外れた場合にポイントが貯まる。IPO申し込み時に貯まったポイントを利用することで、当選しやすくなる。

SBI証券のメリット3……単元未満株を買える

国内株式は100株単位での取引が一般的である。100株単位での取引では、ある程度まとまった資金が必要になるが、単元未満株なら1株などから国内株式を取引可能だ。

SBI証券は、東証(東京証券取引所)上場の国内株式の単元未満株の買付と売却ができる。国内株式の多くは東証に上場しているため、多くの国内株式を単元未満株として取引できることになる。

なお、名証(名古屋証券取引所)、福証(福岡証券取引所)、札証(札幌証券取引所)上場の株式は、単元未満株としては売却のみ可能である。

楽天証券のメリット1……サポートの問い合わせは対人チャットも利用可能

楽天証券のサポートのメリットは、対人チャットを利用できることだ。対人チャットならオペレーターの文字によるサポートを受けることができ、電話で伝えるのが困難なウェブサイトURLなどのコミュニケーションも円滑に行える。

文字でのサポートはメールフォームでも可能だが、メールフォームからの問い合わせの回答は時間がかかるのが難点だ。対人チャットなら、少ない待ち時間で回答を得ることができる。

さらに、楽天証券では「楽らくサポート」というパソコンの同じ画面を見ながらのサポートも提供している。パソコンに不慣れな人でも、楽らくサポートを利用できれば安心して証券取引できるだろう。

楽天証券のメリット2……楽天のポイントが使いやすい

楽天証券では、楽天ポイントまたは楽天証券ポイントが貯まり利用できる。楽天ポイントは楽天証券での利用だけでなく、楽天グループのさまざまなサービスで利用可能だ。楽天証券ポイントは楽天ポイントへ交換することもできる。

楽天ポイントは楽天市場でのお買い物や、楽天カード支払いへの利用、楽天ペイでの支払いでの利用など、さまざまな使い方ができる。

楽天証券のメリット3……楽天経済圏をお得に利用できる

楽天証券の利用により、楽天のさまざまなサービスから構成される経済圏がお得になる。

例えば、楽天証券でポイントを利用して投資信託を購入すると、楽天市場のポイント付与率がアップする。また、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が0.1%にアップする。

このように、楽天グループのサービスをよく利用するなら楽天証券はメリットが大きいといえる。

3.SBI証券と楽天証券の使い分け方 両方で口座開設をするメリットとは

ネット証券最大手のSBI証券、第2位の楽天証券。いずれも手数料の安さは業界最低水準であり、取扱商品の豊富さや幅広いサービスなども他社とは一線を画す。

単独でも使い勝手の良いSBI証券と楽天証券を併用すれば、用途によって使い分けたり機能を増強したりできる。併用により利便性や投資効果もアップする。

両方で口座開設して併用するメリットは次の2つだ。

メリット1……それぞれが強い分野の投資情報を選択的に利用できる

SBI証券と楽天証券の併用により投資情報をより多く得ることができるのがメリットのひとつだ。

・SBI証券――豊富な海外市場関連投資情報

SBI証券ではメインサイトまたは商品別取引サイト上で投資に必要なあらゆる情報を気軽に入手できる。

とりわけ9カ国もの外国株式取扱い、FX口座数国内第1位ならではの為替ニュース、海外経済関連情報などの情報量は圧巻だ。

外国株式専用サイトではリアルタイム外国株式株価、チャート(有料)、海外銘柄サマリー、財務詳細など(無料)を入手できる。

メインサイトでは外国株式各種ランキング、海外マーケットの主要指標など、さまざまな投資情報を無料で閲覧できる。

FX専用サイトでは重大ニュース発表予定一覧の「週間経済指標カレンダー」、24時間更新で為替ニュースや各種指標発表結果を提供する「Marketwin24」、為替関連ニュースやテクニカル分析情報、市況レポートのメール配信サービス「FX wave」などを利用可能だ。

スマートフォン専用FXアプリ「HYPER FX」の高度テクニカル分析情報、あるいはFX専用高機能支援ツール「総合分析チャート」も利用価値が高い。

・楽天証券―情報量が圧倒的なマーケットスピード

楽天証券では圧倒的な情報量に定評がある高機能高性能ツール「マーケットスピード」を無料で利用できるメリットは大きい。

20種類以上の分析チャートはベーシック機能として使用できる。チャートに線を描画する、あるいはコメントを入れるといったカスタマイズも自由自在にできる。

同じくベーシック機能の一つであるリアルタイムランキングも約30種類のランキング情報を備えており取引のサポート環境としては秀逸だ。

ロイター・ジャパンをはじめとする複数の情報ベンダーによる最新情報や「日経テレコン(楽天証券版)」も無料で閲覧可能だ。

2社の口座を併用することにより海外経済指標や為替ニュースなどの海外投資情報ならSBI証券、高度テクニカルチャート分析や国内市況、国内ニュースなら楽天証券のように使い分けが可能だ。

それぞれ強みを持つ分野の投資情報を適宜収集して投資環境を整備するのに大いに役立つ。

メリット2……それぞれの特徴的なサービスを生かして使い分けられる

IPOを狙う人やポイントをよりお得に貯めたい人も両方の口座を持つとよいだろう。

・SBI証券――IPO取扱銘柄数が業界トップクラスで楽天証券とのダブル抽選参加で当選率アップ

2018年4月~2019年3月までのIPO実施銘柄総数95件のうちSBI証券によるIPO取扱銘柄数は90件、関与率は94.7%である。

第2位のみずほ証券のIPO取扱銘柄数69件、関与率72.6%を大きく引き離して業界トップクラスの実績をあげている。また同時期の楽天証券のIPO取扱銘柄数は13件、関与率は13.7%だ。

IPO狙いの投資家がSBI証券と楽天証券の口座を併用する場合、SBI証券をIPO抽選参加の主軸に据えながら楽天証券からも抽選に参加すれば抽選機会は計103回にのぼる。

さらにSBIのIPOチェレンジポイントも利用すれば当選確率のさらなるアップにもつながる。

・楽天証券――貯まったポイントの楽天市場などでの使用やポイント投資も可能

楽天証券のポイントプログラムは設定次第でハイペースにポイントを貯められる。

国内株式の約定ごとに手数料が計算される「超割コース」を設定しておくと、国内株式手数料の1%、大口優遇対象なら2%のポイントバックがある。

楽天カード決済で投信積立すると買付金額100円につき1ポイント付与、投資信託の保有残高に応じてポイント付与、キャンペーンへのエントリー、あるいは楽天銀行との口座連携でもポイントが貯まる。

貯まったポイントは楽天市場などで支払いに利用できるだけでなく、貯まった楽天ポイントを投資信託購入に充当する「ポイント投資」もできる。

楽天カードユーザーが2社を併用する場合、ポイントが効率的に貯まる国内株式や投資信託の取引には楽天証券を、外国株式やFX、IPOなどの取引には他社に比べて優位性の高いSBI証券を活用するのも効果的な利用方法の一つだ。

4. SBI証券と楽天証券の口コミ・評判を徹底比較

実際にSBI証券や楽天証券を利用している人はどんなところにメリットやデメリットを感じているだろうか。

SBI証券の良い口コミ・評判

SBI証券は取扱本数の多さや手数料の安さを魅力と感じる人が多かった。投資初心者からベテランまで、幅広い人が利用しやすいネット証券であるようだ。

M.Iさん|40代男性
自営業

現物取引のデイトレード手数料が業界最安値で、100万円以下の手数料が無料なので、株式取引初心者にはもってこいのネット証券会社です。もちろん私のような20年来のベテランでも取引専用ツールHYPER SBIの使い勝手を含め、十分満足できる料金体系です。たまに電話で問い合わせしてもつながりやすくオペレーターの対応も好印象です。

T.Mさん|20代男性
自営業

SBI証券はIPOチャレンジポイントというシステムが魅力です。IPOに外れてもポイントがもらえ、そのポイントを貯めることによって当選確率が上がります。このシステムは他の証券会社にはありません。コツコツやっていればいつかは当たるのでIPO投資をしたいならSBIの口座は作っておいて損はないと思います。

N.Tさん|40代男性
会社員

SBI証券を利用し始めて10年ほどになりますが、株価の売買がどんどん便利になってきています。証券利用者HYPER SBIのシステム、スマートフォンでの売買の利用のしやすさなど、より購買しやすいシステムが構築されており非常に満足しています。

S.Sさん|20代男性
会社員

SBI証券ではアメリカ株や単元未満株も購入できるので、口座を持っていて損はない証券会社です。特に手数料無料で株式売買ができるコースである「アクティブプラン」ならば日本株は一日の約定代金が100万円まで無料な点が良いです。

Y.Kさん|30代女性
専業主婦

SBI証券は他の証券会社と比べて手数料が非常に安いです。取扱商品の種類も多く、比較分析しやすいのも魅力です。長期投資をしているため手数料が安い点に一番メリットを感じています。マイページは現在の状況が分かりやすく表示されるためポートフォリオも一目瞭然です。

H.Hさん|20代男性
会社員

SBI証券は手数料が安いです。プランが2つ用意されているのですが、どちらのプランを選んだとしても手数料は両方とも安く済みます。手数料の安さは収益にもつながってくるため大きなメリットです。また、高機能な取引ツールが用意されていて、注文変更などがとても簡単に行えます。

SBI証券のデメリット・改善してほしいところ

SBI証券の改善点としてはスマホアプリの使いづらさや、対面で相談できる証券会社と違い、口座開設から売買、情報収集まで全て自分で行わなければいけない点が挙がった。

T.Mさん|20代男性
自営業

強いていうならばスマホアプリの使いづらさを改善してほしいです。チャートが見にくかったりごちゃごちゃしていたり、人によって部分的に使いづらいと思います。もう少しシンプルに分かりやすく、単純なデザインであればいいと思います。

M.Iさん|40代男性
自営業

ネット専業証券会社にしては珍しく、ネットでの情報やキャンペーンの勧誘などのお得なセールスが一切ありません。つまり投資家は自分で情報をかき集めてこなくてはなりません。独自の情報という点ではホームページにアナリストの分析などが載っていますが、ボリュームは少ないです。

N.Tさん|40代男性
会社員

SBI証券を10年近く利用していますが、特に改善してほしい点はありません。これはSBI証券に限ったことではないと思いますが、ID、パスワードの更新の要望が多く管理するのが大変です。パスワード変更だけならまだしもIDまで変えなければならないとなると管理が大変なので、何とかしてほしいと思っています。

S.Sさん|20代男性
会社員

人気のIPOの場合はライバルが多く、いくら応募しても一度もIPOに当たらないということはざらにあります。SBI証券では多くの資金でIPOに申し込んだほうが当選しやすくなっているので、少額投資家にとってIPO当選は難しいかもしれません。

H.Hさん|20代男性
会社員

全てネット上での取引になってくるため、手続き方法をしっかりと調べてから取引を行う必要があります。インターネットコースの場合は実店舗がなくアドバイスなどをもらう際にも全てがネットでのやり取りなので、対人でのサポートを好む人にはおすすめできません。

Y.Kさん|30代女性
専業主婦

商品の種類が多いのは良いのですが、たくさんありすぎてどれにしたら良いか迷ってしまい決めるのに時間がかかりました。対面式なら専門家からアドバイスや最新の情報提供がありますが、SBI証券では自分でリサーチしなければいけないので、投資経験がない人は不安に思うかもしれません。

楽天証券の良い口コミ・評判

楽天証券は楽天ポイントが活用できる点や、取引画面等が初心者でも使いやすい点がメリットとして挙がった。

T.Mさん|20代男性
自営業

楽天証券の大きなメリットはツールが充実していることです。チャートのカスタムや注文方法の多彩さなど他の証券会社を上回る性能があると思います。使いやすさも初心者向けにも作られているだけあってわかりやすく、慣れてくるとどんどん新しい使い方が広がります。

O.Rさん|40代男性
会社員

楽天証券は楽天グループなので、楽天会員ならばとにかくお得です。例えば、ポイントを使って投資商品を買うことができたり、取引するとポイントが貯まったりする制度があります。楽天銀行口座と連携させると優遇金利が適用される、入出金がスムーズにできるなど、さらに使いやすくなります。

O.Hさん|30代女性
専業主婦

WEBサイトのデザインがとても見やすく、講座の解説も簡単です。コラムもとても読み応えがあり、初心者でも利用するハードルの低い証券会社だと思います。つみたてNISAが気になってアクセスしたのですが、簡単に運用ができるのでさらに手を広げてみようかなと思っています。

S.Hさん|30代女性
専業主婦

初心者でもとても使いやすい仕様になっています。お気に入り機能があるので、そこに登録しておけばすぐに株価のチェックをすることができるし、株価の推移も見やすいです。商品もたくさんあるので、自分のお気に入りの商品を探すことできます。企業の決算が近くなるとお知らせをしてくれるのもうれしいです。

K.Mさん|20代男性
会社員

一日の株式約定代金が100万円まで無料のコースが用意されている点がメリットです。この枠内で株式取引を行えば無料で株式取引ができるので、株式投資を始めたばかりでそれほど投資金額がない人でも利用しやすいです。

H.Hさん|20代男性
会社員

取り扱っている商品の豊富さという点ではかなりメリットが大きいと思っています。FXや投資信託など、初心者にとってはありがたい商品がしっかりと揃っています。楽天が関連しているので、楽天ポイントを利用できるのもメリットです。楽天カードを利用している人は大きな恩恵を受けられます。

楽天証券のデメリット・改善してほしいところ

楽天証券では株式投資についてデメリットを感じる人が多かった。IPO銘柄が少ない、単元未満株に対応していない、海外株式の国の数がやや少ない点などが改善点として挙がった。

T.Mさん|20代男性
自営業

取扱銘柄に関しては札証などがあれば、投資の幅がより広がるのでうれしいです。またIPOは楽天証券から応募できる銘柄が少なく、他の証券会社を利用するしかないので、今後はIPOも手厚く扱ってほしいと感じます。

O.Hさん|30代女性
専業主婦

楽天証券のコラムが好きなので、もっと大勢の方が書いたものが読みたいです。初心者は右も左も分からないのでとにかく情報を集めるのが先決。証券会社からそこのところのフォローをしてもらえると、預金ばかりしてきた初心者投資家も安心して運用することができると思うので。

S.Hさん|30代女性
専業主婦

私は普段アプリからチェックをしているのですが、名証2部の商品を検索することができなかったことがあり不便だなと感じました。パソコンなら対応しているようなのですが、どんな商品でもアプリから検索や購入できるようにしてくれるといいなと思います。

K.Mさん|20代男性
会社員

多くのネット証券で単元未満株が売買できる中、楽天会社では売買できない点は非常にデメリットだと思います。投資初心者には一度に単元株を購入する財力はあってもそれを購入する度胸のない人が大半なので、改善してほしいと思います。

H.Hさん|20代男性
会社員

外国株の取引が少ないという点がデメリットです。楽天証券では外国株は6ヵ国ほど取り扱っているのですが、他社だと9ヵ国分は取り扱っている場合が多いので、外国株を多く取引したいという方にはおすすめできません。また、対人相談ができない点はネット証券ならではのデメリットなので、対面での相談をしたい人には向いていないかもしれません。

O.Rさん|40代男性
会社員

楽天証券は、初心者向けの証券会社であるというイメージが先行してしまいます。実際、初心者向けの情報や制度がいろいろ用意されていて、上級者にとってはちょっと物足りないような気がします。結局、中級者向けの証券会社というか、中途半端な立ち位置だと思います。

5.SBI証券と楽天証券の両方で口座開設をするデメリットや注意点

SBI証券と楽天証券の両方で口座開設をする場合のデメリットや注意点を確認しておきたい。SBI証券と楽天証券の組み合わせには限らず、複数の証券会社を利用する場合のデメリット・注意点として考えてもらいたい。

税金が余計に徴収されることがある

取引で特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合には、2社の証券口座を併用することにより、1社を利用している場合よりも税金が余計に徴収されることがある。2社の口座では、特定口座の源泉徴収が別々に処理されるからだ。

例えば、SBI証券の年間損益が100万円のプラスで楽天証券の年間損益が70万円のマイナスの場合を考えてみよう。このケースでは、楽天証券に損失があってもSBI証券の損益100万円に対して課税される。もし1社の証券口座のみを利用していれば、トータルの年間損益は30万円(=100万円-70万円)のプラスであり、課税対象は30万円のみである。

このような場合には、次に紹介するように確定申告をすることになる。

税金の還付を受けるために確定申告が必要になることも

上述したように複数の証券口座にて税金が余計に徴収された場合には、確定申告にて税金の還付を受けることが可能だ。

確定申告を行えば、複数の証券口座の利益と損失を相殺でき、余計に徴収された税金の還付を受けることができる。

複数の証券口座の併用により、場合によっては確定申告の手間が増えることを把握しておきたい。

6.SBI証券で口座開設をする方法

SBI証券と楽天証券の口座を併用するメリットを確認したところで、実際に口座開設する手順を紹介しよう。SBI証券の口座開設では「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」の場合で流れが異なる。

SBI証券の口座開設をネットで申し込む場合

SBI証券の口座開設をネットで申し込む場合の流れは以下だ。

・STEP1……SBI証券WEBサイトから口座開設を申し込む

SBI証券のWEBサイトにある「口座開設にすすむ」からメールアドレスを登録して氏名・住所などの情報を入力する。口座開設方法の「ネットで口座開設」または「郵送で口座開設」のうち、「ネットで口座開設」を選択する。

・STEP2……マイナンバーと本人確認書類を提出する

口座開設状況画面よりログインし必要書類を提出する。SBI証券の口座開設に必要書類はマイナンバーと本人確認書類だ。スマートフォンでマイナンバーカードを撮影して申請するほうが、提出書類が少なくて済むのでおすすめである。

スマートフォンで撮影できる場合は、以下のいずれかの書類を撮影し提出して口座開設が完了する。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバー通知カード+運転免許証

・STEP3……初期設定(連絡先や投資に関する各種質問事項など)を行う

SBI証券の口座開設申し込み完了時に発行されたユーザーネームとログインパスワードでログインする。画面に従って初期設定を行う。

SBI証券の初期設定では連絡先、職業、勤務先、振込先金融機関口座、投資に関する各種質問事項を登録する。

・STEP4……口座開設の完了通知を受け取る

提出した書類の審査などが完了すると「メール」または「郵送」のうち選択した方法で、SBI証券の「口座開設完了通知」を受け取ったら取り引きを開始できる。

メールで受け取った場合に限り、取り引きパスワード設定後から取り引きが可能になる。

SBI証券の口座開設を郵送で申し込む場合

SBI証券の「郵送で口座開設」を選択した場合の流れは以下である。

・STEP1……SBI証券WEBサイトから口座開設を申し込む

SBI証券のWEBサイトから「ネットで口座開設」STEP1と同様に進み、口座開設方法で「郵送で口座開設」を選択する。

・STEP2……マイナンバーと本人確認書類を提出する

「郵送で口座開設」を選択すると、SBI証券から口座開設の手続きに必要な書類が普通郵便で郵送される。受け取ったら必要事項を記入しSBI証券へ返送する。

そのときに提出するマイナンバーと本人確認書類の組み合わせは次のどちらかだ。

  • マイナンバーカード+本人確認書類1種類(運転免許証やパスポートなど)
  • 通知カード+本人確認書類2種類(運転免許証やパスポートなど)

・STEP3……口座開設の完了通知を受け取る

提出書類の審査が完了すると、SBI証券より登録住所宛てに簡易書留(転送不要)が郵送される。郵便物にはユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードが記載されている。

・STEP4……初期設定(勤務先や出金先の金融機関など)を行う

WEBサイト右上の「お客様サイトへログイン」にユーザーネームとログインパスワードを入力してログインする。初期設定の案内画面に従い勤務先や出金先の金融機関などの必要事項を設定する。

初期設定完了後にSBI証券の取り引きが可能になる。

7.楽天証券の口座開設方法

楽天証券の口座開設では本人確認書類のアップロード後に初期設定を行う。最後にマイナンバーを登録する流れである。

STEP1……楽天証券WEBサイトから口座開設を申し込む

楽天証券WEBサイトの「口座開設」ボタンから口座の開設を申し込む。

STEP2……本人確認書類をアップロードする

楽天証券の本人確認書類として有効なのは運転免許証、各種健康保険証、パスポートなどである。マイナンバー通知カードは本人確認書類として利用できない。

本人確認書類はデジカメ、スマートフォン、スキャナーなどで保存し、画面の案内に従いスマートフォンまたはパソコンにてアップロードすれば提出できる。

STEP3……「ログイン情報のお知らせ」郵便物の受け取る

楽天証券の口座開設手続きの完了後、登録の住所へ「ログイン情報のお知らせ」が書留郵便(転送不要)にて郵送される。「ログイン情報のお知らせ」にはログイン時のIDやパスワードが記載されている。

STEP4……初期設定を行う

楽天証券のWEBサイトまたはスマホサイトの「ログイン」ボタンからログインして暗証番号や勤務先情報などの初期設定を行う。

STEP5……マイナンバーを登録する

初期設定が終わったらマイナンバーの登録画面に遷移する。マイナンバーの登録方法はスマートフォンのアプリか郵送の2種類から選択できる。

マイナンバーの登録が完了し投資資金の入金後に取り引きを開始できる。

8.SBI証券と楽天証券のダブル口座保有で利便性アップ

SBI証券と楽天証券は単独でも口座を開設するメリットの多いネット証券である。

こうした実力のある2社の口座を併用する最大のメリットはそれぞれの強みや特徴を生かして1+1=2の投資効果を得られることだろう。

実際に株式投資を始めてみる

口座開設数1位、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
>>SBI証券の口座開設はこちら

口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、マーケットスピードも使える
>>楽天証券の口座開設はこちら

米国株の取り扱いが豊富、ワン株も取引可能
>>マネックス証券の口座開設はこちら

株主優待名人の桐谷さんも開設、少額取引の手数料が0円
>>松井証券の口座開設はこちら

取引コストが抑えられ、中上級者も検討したい
>>ライブスター証券(新:SBIネオトレード証券)の口座開設はこちら

IPO当選確率を上げるなら!ツールも魅力的 >>岡三オンライン証券の口座開設はこちら

手数料が業界最安値水準な上に取引でポイントがたまる
>>DMM 株の口座開設はこちら

現物・信用ともに低コスト!
>>GMOクリック証券の口座開設はこちら

執筆・松本雄一(セキュリティ・金融アドバイザー)
外資系コンピューター会社にてカスタマーサポート・開発・セキュリティ対策などを経験後に独立。自らの投資経験をもとに株式や投資信託などの投資情報を発信している。興味のある分野はフィンテックや新しい金融商品など。

【関連記事】
【初心者向け】ネット証券おすすめランキング
日本の証券会社ランキングTOP10 売上高1位は?
ネット証券会社比較 手数料の安い4社
楽天証券のメリットとデメリット SBI証券と比較
ネット証券会社のシェアランキング1位はSBI証券