新型コロナウイルスの重症化を防ぐ切り札として注目される「抗体カクテル療法」。中外製薬の親会社スイス・ロシュと米社が共同開発した抗体カクテル製剤「ロナプリーブ」が7月に世界に先駆けて日本で薬事承認され、日本政府が一括購入したことで話題を集めました。2021年12月期通期見通しを大幅に上方修正したうえ、22年12月期についても奥田修社長は「過去最高の決算を目指せる」と明言。一方で、点滴薬のロナプリーブに対し、より手軽に服用できるコロナ治療の飲み薬は米メルクの製品を英政府が承認するなど、競争条件も刻一刻と変わってきています。製造拠点に大型投資を決めるなど成長投資にも積極的な奥田社長を招き、ウィズコロナ時代の成長戦略について掘り下げます。

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