人工知能(AI)を活用したデータ解析サービスを手掛けるFRONTEOが事業展開を加速しています。訴訟での証拠開示支援など、創業時から手掛ける「リーガルテックAI事業」が案件の大型化により収益拡大を牽引する一方、金融関連分野、ライフサイエンス関連分野などの業務支援を行う「AIソリューション事業」が次の柱に向け成長のピッチを速めています。なかでもライフサイエンスの分野では、AIを診療・診断の現場や薬品原料の探索過程に生かすことで、医療、創薬それぞれのプロセスの効率化につながるとの期待も出ています。米公的機関や有力金融機関を顧客に抱える米国のデータ解析サービス企業、パランティア・テクノロジーズなどを競合相手として意識しますが、自社開発のAIの強みをどう生かして成長を持続するか、守本正宏社長に戦略を聞きます。

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