社名を大日本住友製薬から4月に変更した住友ファーマ。住友化学が5割超を出資する株主ということもあり、住友グループの製薬会社というブランドを訴求する狙いです。

主力製品の抗精神病薬「ラツーダ」の特許切れが2023年に迫るなか、売上高減少を穴埋めする次の有望薬の出足がやや鈍いことなどから、1年前に比べて株価は半値程度で推移しています。

一方、大塚製薬と精神神経領域で4つの新薬候補化合物について全世界での開発・販売提携に踏み切るなど自社開発にこだわらずスピードと成功確率を上げることを優先するなど戦略の変更も注目されます。

野村博社長を招き、再生医療など新領域も含めた中長期戦略に迫ります。

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