工場や物流拠点内の保管・搬送システムで世界大手のダイフクの業績が好調です。2023年3月期の連結純利益は前期比10%増となり、4期ぶりに過去最高を更新する見通しです。

長引くコロナ禍や人手不足を受け、世界的に自動化が加速していることが追い風となっています。半導体製造ラインのクリーンルーム向けシステムの需要が強いほか、空港向けの設備需要も北米を中心に回復しています。

一方で鋼材など原材料価格や人件費などの上昇ペースがきつくコスト圧迫要因になっているほか、サプライチェーンの混乱に伴う部材の確保策なども懸案となっています。

下代博社長を招き、自動化投資の先行きや収益改善の進捗のほか、今後の戦略を深掘りします。

「日経CNBCインタビュー ―― トップに聞く」は、ZUU onlineスタンダードプランでご覧いただけます。