山鹿蒸溜所までのアクセス
山鹿蒸溜所は、車で行く方法と公共交通機関を使って行く方法の2通りあります。
今回、筆者は自家用車で山鹿蒸溜所まで行きました。
現地では、樽詰め前のウイスキーの原酒ニューポットの試飲もできるため、その場で飲みたい方は公共交通機関を使っての来場を推奨します。
車の場合
九州自動車道の菊水ICから車で約15分かかります。
植木ICから行く場合も、約15分です。
公共交通機関の場合
路線バスの産交バスからアクセスできます。
- 九州新幹線「新玉名駅」より乗車、「米の岳農協前」下車、徒歩約10分
- JR鹿児島本線「玉名駅」より乗車、「米の岳農協前」下車、徒歩約10分
本数に限りがあるため、事前に時刻表を確認ください。
蒸溜所内を写真でご紹介
蒸溜所内の様子を、写真と共にご紹介します。
まずはラウンジから見学通路がある2階へと階段を上った箇所。
途中、山鹿灯籠やポットスチルの模型が見れます。

(画像=撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
これは山鹿灯籠祭りで、女性が頭にかぶるものです。
重そうに見えますが、実は紙製。
手すき和紙と糊だけで作られています。
以下は、ウワサのポットスチルの模型です。

(画像=ポットスチルの模型 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
製造過程も壁のプレートと実際の見学と併せて閲覧可能

(画像=2階の通路 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
次は、ガラス越しに見学できる製造の様子と、壁側の説明プレートの写真です。

(画像=見学途中にある粉砕について 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
2階の見学通路からは粉砕から蒸留、原酒の誕生までを案内プレートを照らし合わせながら見学できます。
大人の社会科見学のようで、何度も訪れたくなります。
プレートには、山鹿の場所の紹介だけでなく、ウイスキー造りの地に選んだ理由や、実際の製造工程の説明などが記されています。

(画像=モルトミル 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=マッシング(糖化)後のドラフ(麦芽粕) 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=仕込みについて 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=手前の大きなタンクが糖化槽(マッシュタン)。奥の5基は発酵槽(ウォッシュバック)。 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=発酵について 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=発酵槽 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=蒸留について 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=株式会社三宅製作所製の蒸留器 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=株式会社三宅製作所製の蒸留器、バルジ型(左)とストレートヘッド型(右) 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=蒸留器の裏側 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
通常の自由見学では通路からの見学のみで蒸留器の裏側まで入らせてもらえませんが、特別に見せていただきました。

(画像=ニューポットの写真 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
一番左が、最初に瓶詰めされたニューポットです。

(画像=熟成について 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
こちらは、熟成樽の説明プレートの写真。
熟成樽は大きさによって、呼び名が違います。

(画像=180Lのバレル 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
説明プレートには実寸どおりの樽が描かれていて、大きさが実感できます。

(画像=250Lのホグスヘッド 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)

(画像=480Ⅼのパンチョン 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)
パンチョンとは、480Lの熟成樽のことです。
熟成がゆっくり進むため、長期熟成に適した樽です

(画像=480Ⅼのバット 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰、「whiskeen」より引用)