クラレの2022年12月期決算は、売上高や営業利益が過去最高を更新しました。
原燃料価格の高騰が進むするなかでも高水準の利益を確保できているのは、ビニロン原料のポバール、ガスバリア性樹脂のエバール、人工皮革のクラリーノなど独自開発した付加価値の高い製品を多く持ち、価格改定が比較的順調に受け入れられているためです。
2026年を最終年とする中期経営計画では、「自然環境の向上」と「生活環境の向上」をテーマに掲げ、独創性の高い技術による産業領域の開拓を進める方針です。とくにサステナビリティを重視し、活性炭事業などを拡大していきます。川原仁社長にこれからの戦略について聞きます。
クラレ社長 川原仁氏 ―― トップに聞く(短縮版)
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