INPEXが「2050年ネットゼロカーボン社会」を視野に、事業構造改革を進めています。
オーストラリア、アブダビなど「コアエリア」への経営資源の集中を進める一方、技術強化もテコに多様でクリーンなエネルギーを安定供給できる体制を固めます。とくに豪イクシスLNGプロジェクトでは、日本企業で初めて巨大LNG事業の操業主体を務めます。
石油・天然ガス開発・生産で2030年までに確保する5~6兆円のキャッシュフローを生かして成長投資を積極化する考えで、たとえば水素やアンモニアの生産・供給への取り組みを加速。また二酸化炭素(CO2)を分離・回収して地中に貯留する事業では、主導的地位の獲得を目指してイクシスなどでの事業準備を急ぎます。
上田隆之社長にこれからのかじ取りについて聞きます。
INPEX社長 上田隆之氏 ―― トップに聞く(短縮版)
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