日経平均 | 33,502.42円 △483.77円 |
為替 | 1ドル=140.16円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億0,924万株 |
売買代金 | 4兆7554億65百万円 |
値上り銘柄数 | 1,195銘柄 |
値下り銘柄数 | 579銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.61% |
市況概況
特に理由がないなかで買いが買いを呼ぶ展開で大幅高
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われていたことで買い先行となった。特に理由があったわけでもないが米CPI(消費者物価指数)の発表を受けて利上げ懸念が薄れたことで米国株が堅調となったのを理由に上がるから買う、買うから上がるという展開となった。それでも、さすがに33,500円まで到達せず上値も限られた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は落ち着いた始まりとなったが、値持ちの良さから買戻しては空売りが積み上がり、そして買戻しが入って割高まで買われることでさらに空売りが積み上がるという図式で指数は押し上げられた。結局、本日も大きな上昇となって33,500円水準まで上昇して引けた。ファーストリテイリングとソフトバンクGの2社で日経平均を177円押し上げた。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く見られた。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、指数をけん引するようなこともなく、指数に影響の大きな銘柄が買われることで押し上げられた感じだ。先物だけでは下がれば買い、上がれば売りというような雰囲気だった。
それにしても異様に強い相場が続いてついに33,500円まで上昇となった。ここまで異様に買われるというとなんとなく一歩も二歩も引いて見てしまう。特に割安感がある銘柄が買われるとか、材料が出た銘柄が指数を押し上げるということでもなく、あくまでも空売り次第ということなのだろう。引き続き空売り次第ということで空売りがなくならない限り上がるから買う、買うから上がるということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
さらに窓を空けて上値を試す動きになり、目先的な過熱感が強まっている。移動平均線からの乖離も大きく、いつ急落してもおかしくはない状況だ。
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