DIY初心者の心得

DIYに興味を持った経営者が、まず心得ておかなければならないことはどんなことだろうか。

まず何からつくる?

まずは基本を学ぶために、書店でDIYに関する書籍を買い、完成までに必要な材料や手順が書かれた小物を「指示通り」につくっていこう。その過程でDIYの基本的なスキルが身についていく。

準備のポイントは?

最初から工具を完璧にそろえようと思わなくてもいい。工具は1つずつ「使いこなせるようになっていく」ことが重要で、まずは最初につくる家具や小物に必要な最小限の工具を買い、使い方をしっかりと身につけたい。

ありがちなミスは?

凝り性の人の中には、最初からサイズが大きいものや難易度が高い家具に挑みたくなる人も少なくないが、基礎的なスキルがないのにそのようなものに挑戦すると、うまくいかないことが多い。そうすると嫌気がさしてDIYが趣味として続かなくなるため、まずは簡単なものから挑戦することを心掛けたい。

DIYが発展すると……

DIYの初心者は、まず何より「小さな成功」を積み重ねていく視点が重要だ。スキルが身についていけば、将来的には自分でも驚くようなものをつくりあげることも可能になる。

自分にぴったりの「サウナ小屋」も

たとえば「サウナ」だ。数人用のサウナ小屋であればサイズはそんなに大きくなくていいだろう。地面に土台をしっかりと築くスキルやサウナヒーターの設置に関する知見も必要となるものの、DIYの延長として取り組むことができる。

自分の好みに合わせて設計したサウナであれば、サウナの中でじっと考え事をしているときに、非常に秀逸なビジネスのアイデアが思い浮かびやすいはずだ。

別荘を自分で建てるという発想も

DIYは、極めがいのある趣味と言える。DIYという趣味が高じて別荘まで建ててしまう人もいるほどだ。企業経営に成功した人であれば、別荘の部材や設備にもお金をかけられることから、自分にとっての快適な空間を追求することができる。

DIYは実は社長にぴったりの趣味?

DIYというと、たっぷり時間に余裕がある人の趣味と感じるかもしれない。しかしこの記事で説明したように、クリエイティブな能力がつき、自分のQOLが高まり、しかも経営者としての原点回帰にもつながるという、社長にぴったりな趣味でもある。

文・岡本一道

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