カフェチェーン店にご当地グルメも、充実度満載の「都築パーキングエリア(PA)」

利用価値の高さが光る第三京浜道路。料金に渋滞ポイント、PA、ETC割引に第三京浜を使って行くオススメのお出かけ先をご案内

第三京浜には、上り線限定の「都筑PA」と下り線限定の保土ヶ谷PAの2カ所の休憩ポイントが設置されています。そのなかでも都筑PAは充実度が高く、かなり快適に過ごせる休憩ポイントになっています。

まず、大手カフェチェーン店である「スターバックスコーヒー」が入っており、店内やテラスにいくつか席が設置されているため、そちらで飲食もできますし、もちろんテイクアウトも可能です。

パーキングエリアの建物内には地元神奈川や横浜の名産を中心に販売している売店やフードコートが設置されており、フードコートでは横浜のご当地グルメである「サンマーメン」がいただけます。サンマーメンは、通常のラーメンにあんかけがかかっているもので、都筑PAでいただけるサンマーメンもかなりおいしいので、おすすめの一品です。

都筑PAは都筑ICと併設になっており、パーキングエリア利用後に都筑ICから第三京浜を降りることもできます。第三京浜利用の際は、ぜひ都筑PAの立ち寄りもご検討してみてください。

第三京浜の「渋滞ポイント」と「料金形態」

利用価値の高さが光る第三京浜道路。料金に渋滞ポイント、PA、ETC割引に第三京浜を使って行くオススメのお出かけ先をご案内
画像出典:NEXCO東日本

第三京浜は比較的渋滞が少なめな路線ではありますが、それでも渋滞するポイントがあります。一番は、起点となる玉川IC付近です。特に、平日午前中は横浜方面から東京都心方面へ向かう方が多いため、上り線の玉川IC手前にある玉川料金所前後から環八に出るまでの区間が渋滞します。

また、港北ICや保土ヶ谷ICは他路線との接続もあるため、休日などは混雑することもあります。港北ICから横浜北線への接続は、横浜北線の渋滞が港北ICまで伸びることもあり、港北ICの出口にも影響することがあります。

通常よりも割安な第三京浜の料金

第三京浜の通行料金は、通常なら東京都市部の大都市近郊区間にあたりますが、激変緩和措置が施行されており、通常よりも割安となっています。ちなみに普通車の場合、起点の玉川ICから終点の保土ヶ谷ICまでの(2023年10月現在で)通行料金は、390円となっています。

料金が通常より割安のかわりに、通常の路線なら受けられる、ETCの休日や深夜割引は適応されません。そのため、曜日・時間帯問わずに同一の通行料金となります。

第三京浜を満喫するポイント

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第三京浜は基本片側3車線で快適に走行ができます。ただし、インターやジャンクションの間隔が短めなため、自分が利用するインターやジャンクションを通り過ぎないように気をつけなくてはなりません。

また、パーキングエリアが首都高と同様に片方面専用になっている点も注意する必要があります。特に先ほど紹介しました都筑PAを利用したい場合は上り線専用になるため、下り線方面に向かっている際に都筑PAをどうしても利用したい場合は、港北ICで一度降りて再度上り方面へ乗りなおすことで、都筑PAを利用することができます。

また、起点の玉川ICから第三京浜を利用する際に、インターの入口が環八の急カーブ終わり付近にあるため、走行していると急に現れる感覚になります。玉川ICから第三京浜に乗りたい際は、早めに左車線に寄って速度を緩めるようにしましょう。

いろいろお話ししましたが、第三京浜は首都高や東名とはまた違った感覚を味わえるので、機会があればぜひ走行して、第三京浜を満喫していただければと思います。

■著者プロフィール、この著者のこれまでの記事は:https://www.mobilitystory.com/article/author/000017/