日経平均 | 32,926.35円 △82.65円 |
為替 | 1ドル=145.83円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億6,779万株 |
売買代金 | 3兆6013億80百万円 |
値上り銘柄数 | 773銘柄 |
値下り銘柄数 | 829銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.47% |
市況概況
半導体関連銘柄の一角が高く、日経平均だけが高い
米国では早期利下げが否定されつつあるものの、利上げ打ち止めを織り込むように堅調な地合いが続き、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物高かったことで本日も買い先行となった。
それでも33,000円を超えると売られるという状況で上値は重く、朝方発表された日銀短観にも特に反応は見られず、半導体関連銘柄の一角だけで指数を支える状況となった。結局、33,000円を割り込んで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も手仕舞い売りに押されて始まった。33,000円を超えると売られる状況は変わらず、いったん下値を試す動きも見られたが、半導体関連銘柄の一角が異様に強く、指数を支え、結局は33,000円を超えれば売られると言う状況に変わりはなかったものの指数はしっかりとした動きとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かったが、一方で下げ渋り感も見られ、総じてみると堅調だった。グロース株指数やグロース250指数は小幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を先導するというよりは指数に連れて右往左往するようなことが多く、上がれば売られ、下がれば買われると言うように方向感に乏しかった。
相場全体としては特に方向感が見られるということでもなく、個々の目先の需給要因で指数が振らされているだけということなのだろう。業績相場でも金融相場でもなく、値動きに連れて右往左往するだけの相場と言う感じだ。
まずは米国の金融政策発表からの金利の動き、そして日本の金融政策発表での金利の動きなどがはっきりすれば方向感も出てくるのだろう。それまでは目先の需給で右往左往するだけということだ。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形だ。いったんは75日移動平均線のサポートを確認するような場面も出てくるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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