日経平均 | 39,036.85円 ▼124.49円 |
為替 | 1ドル=156.98円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億7,087万株 |
売買代金 | 3兆0943億58百万円 |
値上り銘柄数 | 731銘柄 |
値下り銘柄数 | 847銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.44% |
市況概況
買い先行で始まるも手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株が堅調だったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後はいったん売られ、すぐに買い戻されて昨日の高値を超える場面もあった。それでもそこが天井となり、今度は下値を試す動きになった。節目と見られる39,000円まで下落すると買戻しが入ったもののその後は小動きで冴えない展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も39,000円を意識するとこから始まったもののいったん上値を試す動きとなった。積極的に買い上がるだけの材料にも乏しく、39,100円を付けて買戻し一巡となると今度は売られて39,000円を意識する水準まで下落、その後は方向感に乏しく指数は非常に狭い範囲での動きとなった。さすがに最後は手仕舞い売りに押されて39,000円を維持したものの、後場の安値引けとなった。
小型銘柄もまちまちで全体として方向感に乏しく冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数はほぼ横這いとなった。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、指数に連れて上がれば売られ、下がれば買われるという状況で上値を押さえる要因、下値を支える要因にはなったのだろうが、方向感はみられなかった。
世界的にクリスマス休暇から年末年始の休暇を控えて持高調整の売り買いで相場全体に方向感は見られなかった。年初からの買いが期待されてもそれまでは売られそうだし、売り急ぐ材料がないのだが買い急ぐ材料もなく、引き続き上がれば売られ、下がれば買われるということなのだろう。当面は閑散小動きという状況で指数も狭い範囲で右往左往するだけなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
再び25日移動平均線や基準線、雲の上限(先行スパン1)のサポートを確認するような展開となっている。ここをあっさりと割り込んでも75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)では下げ渋るのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。