日経平均 | 38,701.90円 ▼111.68円 |
為替 | 1ドル=156.90円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 28億1,041万株 |
売買代金 | 5兆7153億43百万円 |
値上り銘柄数 | 572銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,021銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 96.35% |
市況概況
戻りの鈍さを嫌気して売り直され冴えない展開
米国株はまちまちだったが、昨日の下落の反動もあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、堅調な始まりとなった。
ただ、寄り付きが39,000円を超えなかったこともあり、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押された。下値の節目と見られる38,800円では下げ渋り、買戻しも入り再度39,000円を超える場面も見られたが、39,000円を超えると売られるという展開で結局は上げ幅を縮小、反発となったものの冴えない展開だった。
昼の時間帯も特に買いが入るということでもなく、後場も堅調ながらも上値の重い始まりとなり、上値の重さを嫌気して売り直された。それでも前場の安値水準である節目と見られる38,800円を割り込むと買われるという展開で意外に値持ちも良かった。ただ、さすがに引けを意識する時間帯でも38,800円台回復とならず、上値の重さを嫌気するように手仕舞い売りに押されて安値引けとなった。
小型銘柄も冴えないものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった買いはほとんど見られず、指数に連れて右往左往するだけという状況で、散発的に見られるまとまった売りに反応して指数を下押すような展開となった。
米国での利下げ打ち止め感、日本での利上げ警戒感が根強く、買い切れないという状況で売られれば買われるのだが積極的に買い上がるような手掛かりに乏しいという展開となっている。
年末年始の相場に期待するというよりは年末年始の休暇を控えての手仕舞い売りに上値を押さえられ、上値の重さが嫌気されるとさらに下値を試すことになるのではないかと思う。半導体関連銘柄に好材料が見られるとか、円安を好感して買い直されるということがなければ下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線を抜け切れず、再度75日移動平均線を試すような動きも見られるだろう。いずれしても25日移動平均線や75日移動平均線をどちらに放れるかということで方向が決まるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。