日経平均 | 39,161.34円 △459.44円 |
為替 | 1ドル=156.60円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億0,820万株 |
売買代金 | 3兆5066億39百万円 |
値上り銘柄数 | 1,185銘柄 |
値下り銘柄数 | 404銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.91% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、持高調整の買戻しも入り大幅高
週末の米国株が大幅高となったことを受けて買い先行となった。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物よりもさらに高く始まり、節目と見られる39,000円を上回って始まった。寄り付きの買いが一巡となった後はいったん下値を試す動きとなり、38,800円台まで売られたが、特に売り急ぐということでもなく、買戻しなどが見られて最後は寄り付き水準まで戻して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も強含みではあるものの上値も重く、後場は前場の終値を上回って始まったもののいったん下値を試す動きとなった。それでも39,000円を割り込むことなく下げ渋るとさらに買い直しなども見られて前場の高値を抜け、大幅高水準で指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯でも特に手仕舞い売りがかさむこともなく、逆に買戻しなども見られて値持ちの良い展開だった。最後は買戻しも入り高値圏での引けとなった。
小型銘柄も総じて堅調となった。グロース250指数やグロース株指数はほぼ大幅高という水準で引けた。先物はまとまった売り買いもほとんど見られず、方向感に乏しい展開だった。指数に連れて右往左往するものの、指数を大きく方向づけるようなまとまった売り買いも見られず、相変わらず上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。
特に買い上がる材料があったということでもないのだが、円安継続ということでの安心感もあり、円安メリット銘柄などに買戻し、買い直しの動きが見られた。ここからクリスマス休暇や年末年始の休暇を意識して持高調整の売り買いが一巡となるものも多くなるだろう。市場全体としては引き続き上がれば売り、下がれば買いということなのだろうが、閑散小動きとなるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
閑散に売り無しという感じで大幅高となった。再度25日移動平均線や基準線を抜け、雲を抜けて三役好転となったが、まだまだ25日移動平均線や基準線に絡んでの動きが続くのではないかと思う。上値の重さが確認されると75日移動平均線までの下落もあるだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。