日経平均 | 39,958.87円 △312.62円 |
為替 | 1ドル=156.57円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億6,816万株 |
売買代金 | 4兆6322億17百万円 |
値上り銘柄数 | 640銘柄 |
値下り銘柄数 | 936銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 87.87% |
市況概況
特に材料がないなかで利上げを織り込んで堅調
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われたことから、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きから買い気配で始まる指数に影響の大きな銘柄み見られた。
寄り付きの買いが一巡となるといったん手仕舞い売りに上げ幅縮小となる場面もあったが、下がれば買いと言うことで、切り返し、利上げが確実視されることで堅調な展開となった。それでもさすがに、半導体関連銘柄など、一部の銘柄が指数を押し上げただけということで全般的には冴えない展開だった。
昼の時間帯も堅調な地合いが続き、後場も前場の終値を上回って始まった。いったん上げ幅縮小となる場面もあったが、値持ちの良い展開が続き節目と見られる40,000円の大台に乗せる展開となった。さすがに利上げが取りざたされるなかで40,000円を付ければ売りということで最後は若干上げ幅縮小となり、40,000円を割り込んで引けたが、空売りがしやすいところだけに踏み上げ相場となっているようだ。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物は散発的にまとまった買いが入り、売り難い展開となり、売り難いから下がらない、下がらないから買戻しが入るという状況で指数を押し上げる要因の一つとなった。
昨日に続き特に買い材料があったということでもないのだが、AIへの巨額の投資を取りざたしてソフトバンクGなどが買われている。実際には大風呂敷で投資が行われる可能性が低く、景気への影響などもないと思うが、話題性ということで材料にして踏み上げ相場となっている状況だ。
踏み上げ相場の後は急落となることが多いので、40,000円を超えたということでここからは手仕舞い売りに押されるだろう。実際に利上げが行われ、買われすぎ銘柄などは売られると思う。
テクニカル分析
日経平均
遅行スパンがローソク足の高値の日柄と一致しており、ここで高値を付けたと考えられる。移動平均線からの乖離も大きく、いったん25日移動平均線や基準線までの下落はあるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。