日経平均 | 39,414.78円 △397.91円 |
為替 | 1ドル=155.18円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億1,097万株 |
売買代金 | 4兆5188億02百万円 |
値上り銘柄数 | 857銘柄 |
値下り銘柄数 | 742銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.36% |
市況概況
売られたものが買われ大幅高
米国株が高く、特に半導体株に高いものが多く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。買い気配から始まる銘柄などもあり、寄り付きから大きく買われて始まったが、寄り付きの買いが一巡となると買戻し一巡となったものから売られる展開で堅調ながらも上値の重い展開となった。それでも39,200円水準では売られ難く、総じて堅調だった。
昼の時間帯には特に動きは見られず、後場も堅調ながらも上値の重い始まりとなった。ただ、前場とは逆に寄り付きの売りが一巡となったものから買戻しや買い直しの動きが見られて上値を試す動きとなった。さすがに寄り付きの高値水準を一気に抜けるということでもなくあくまでも戻れば売りという展開だったが、最後は値持ちの良さもあって買戻しを急ぐ動きもあり、高値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの、相変わらず上がれば売り、下がれば買いというような状況で方向感を出すようなこともなかった。
半導体株もようやく下げ渋りとなったが、急反発ということでもないようだ。ここから決算発表が本格化するなかで買われすぎ感が強い銘柄はやはり、避けられるのではないかと思う。金利が上昇するところでは高PER(株価収益率)銘柄などは買い難いものと思われる。決算発表をきっかけに売られる銘柄も見られたが、特に問題のある決算でもなく、これから決算発表が本格化するなかで、波乱もありそうだ。
テクニカル分析
日経平均
再び25日移動平均線や基準線を抜けてきており、75日移動平均線や雲がサポートとなった形ではある。昨日の高値を抜け切れず、まだまだ上がれば売りという状況で25日移動平均線や基準線を抜け切れたと言えるかどうかが注目される。
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