日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 39,572.49円 △58.52円
為替 1ドル=154.82円
売買高(東証プライム、以下同) 19億6,557万株
売買代金 4兆6090億44百万円
値上り銘柄数 607銘柄
値下り銘柄数 499銘柄
騰落レシオ(25日) 110.82%

市況概況

米国株高を受けて買い先行、堅調ながらも上値は重い

米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も高かったことから本日の日本市場は買い先行となった。決算発表を受けて買われるものや半導体株などが買い気配から始まり、戻りを試す動きとなった。それでも週末・月末ということで手仕舞い売りも多く、39,600円を超えると売られるというこで上げ幅も限定的となった。アドバンテストと中外薬品で日経平均を押し上げ、総じて冴えない展開でTOPIXも小幅安だった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も39,600円を超えると売られるという状況だった。それでも上値が重いからと売り急ぐということでもなく、前場同様にアドバンテストと中外薬品で日経平均を押し上げ、値持ちの良い展開が続いた。値持ちの良いところから、最後も買戻しを急ぐ動きとなり、高値圏にあったが、最後の最後に月末の持高調整の売りにおされて上げ幅縮小、堅調ながらも上値の重い引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたものの指数を動かすことも方向づけるようなこともなかった。まだまだ上がれば売り、下がれば買いということで方向感に乏しい感じだった。

堅調ながらも上値が重いという状況が続いている。ここから決算発表が本格化するなかで個別に右往左往することになるのだと思う。指数としてはまだまだ保ち合いの範疇ということで基本的には上がれば売り、下がれば買いということなのだと思う。決算発表が出揃ってくると買われすぎ銘柄から売られすぎ銘柄などにシフトする向きも多くなるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

値持ちの良い展開であるものの上値は重いという状況だ。まだ窓埋めした後の状況が見えないということで戻り売りも多いのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。