「ルイ・ヴィトン」の増床リニューアルを控える松屋の今期が減益予想で株価は13.0%下落
(画像=「セブツー」より引用)

百貨店の松屋は4月14日、2025年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は481億2000万円(前年比16.7%増)、営業利益は44億8500万円(同50.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億8300万円(同9.4%減)と増収減益だった。

主力の百貨店業は、売上高は前年から16.5%増となる399億9700万円、営業利益は同45.2%増となる41億8900万円だった。昨年10月の国慶節や今年1月の春節の期間に中国人のインバウンド売上が前年から大きく増加した。飲食業は、売上高は34億1500万円(前年比5.4%増)、営業利益は2700万円(前年は5600万円の赤字)だった。

現在、改装工事中のためクローズしている「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の銀座松屋店だが、今期中に増床リニューアルオープンを控えている。松屋の2026年2月期通期の連結業績予想は、売上高は500億円(前年比3.9%増)、営業利益は40億円(同10.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億円(同3.5%減)と減益予想だ。

松屋の株価は2日続落しており、決算発表当日の終値が1053円だった株価は、2日間で13.0%下落し、920円まで値を下げている。