
日経平均 | 37,755.51円 ▼372.62円 |
為替 | 1ドル=145.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億9,883万株 |
売買代金 | 4兆7778億65百万円 |
値上り銘柄数 | 489銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,099銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 134.84% |
市況概況
円高を嫌気して冴えない展開
米国株はまちまちだったが、円高に振れたことや前日までの急騰の反動から夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となったあとも手仕舞い売りを急ぐ動きなども見られて一気に下値を試し、大幅安となる場面もあった。それでも節目の一つと見られる37,700円水準で下げ渋り感も見られ安値圏ではあるものの下げ渋りで前場の取引を終えた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される展開で後場は前場の安値を下回って始まるなど一段安となる場面もあった。それでも何とか37,700円台に回復して指数は小動きとなった。売り急ぐ動きもない代わりに買い上がる状況でもなく、指数は膠着感が強かった。為替がさらに円高に振れたのだが、特に反応はなく、最後は買戻しも入り後場の高値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものや為替の影響の少ない銘柄も多く堅調なものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かす場面もほとんどなく、方向感は見られなかった。
上げ一服から調整感が強まっている。為替も円高気味ということで買い一巡となったものから売り直される状況で総じて冴えない展開となった。ここまで指数を押し上げてきた半導体関連銘柄なども改めて上値の重さを嫌気する動きとなっており、買われすぎ感がまだまだ強いということで再度調整となり、二番底を探る動きになるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きく調整感が強まっている。まずは75日移動平均線のサポートを確認するような動きは見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。