テクニカル分析

ボリバン2σ上限から反落

 日足、ボリバン2σ上限から反落、雲の上。4月上旬は一時ボリバン3σ下限を下抜いていた。5月7日-15日、4月22日-5月7日の上昇ラインがサポート。5月14日-15日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
  週足、4週連続陽線、今週は上ヒゲが長くここまでほぼ寄り引き同時。ボリバン中位越え。ボリバン3σ下限を一時下抜くも、そこから反発。4月7日週-5月5日週の上昇ラインがサポート。1月20日週-5月12日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向き、20週線下向き。 
月足、今年はじり安も4月は下ヒゲ出し5月は上昇スタート。2σ下限から反発。
22年3月-25年4月の上昇ラインがサポート。24年5月-6月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線下向き。 
 年足、2024年は4年振り対円で年足が陰線。今年は5月に入って円と大接戦。23年-24年の上昇ラインを下抜く。21年-22年の上昇ラインがサポート。

メキシコペソ見通し
(画像=外為どっとコム マネ育チャンネル)

VAMOS MEXICO

USMCA再検討を予定早め今年後半に開始も

エブラルド経済相は、「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の再検討を始める時期について「予想している時期は今年後半だ」と語り、予定されている2026年から前倒しになるとの見通しを明らかにした。 

トランプ米大統領が1期目に北米自由貿易協定(NAFTA)の撤廃を要求し、代わりに2020年に導入されたUSMCAは発効6年後に3カ国が共同で内容を見直すことを義務付けている。トランプ氏はUSMCAについて前倒しで再交渉するよう公に働きかけ、米国がカナダ、メキシコより優位な貿易条件を引き出すように要求している。
トランプ氏は輸入品に対する関税を強化する強硬手段に乗り出しており、米国と世界経済の減速を引き起こすことが懸念されている。一方、USMCAはメキシコから米国への鉄鋼や自動車などの輸出などで依然として効力を持っている。
エブラルド氏はUSMCAの再検討が「わが国にとって都合が良い可能性がある」とし、その理由として「世界の他地域と比較して協定がどのように機能するかが明確になるためだ」と指摘した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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