日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 37,753.72円 ▼1.79円
為替 1ドル=145.24円
売買高(東証プライム、以下同) 20億2,068万株
売買代金 4兆4706億89百万円
値上り銘柄数 859銘柄
値下り銘柄数 705銘柄
騰落レシオ(25日) 147.92%

市況概況

円高を嫌気して売られるも買戻しも入り堅調

米国株はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は若干プラスとなったが、円高が進んだこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。

寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて冴えない展開となり、一時節目と見られる37,500円水準まで下落となった。それでも、意外に買戻しなども入って底堅く、下げ渋り感から戻りかけて前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に買われるでもなく、売られるでもなく冴えない展開が続き、後場も前場の終値近辺で始まった後いったん下値を試す動きとなった。

それでも売り急ぐこともなく、買戻しが入って切り返し、昨日の終値を上回り節目と見られる37,800円を試す動きとなった。さすがに37,800円では上値を押さえられたが、それでも値持ちは良く、指数は小動きとなった。最後は買戻しも入り値持ちは良く37,800円を超えることはなかったが高値圏での引けとなった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも多くなり、総じて堅調な展開が続いた。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、しっかりと指数を動かすことも方向づけることもなく、底堅さが見られると買戻しが入り、上値が重くなると売り直されるという状況だった。

上げ一服感は見られるものの、上がった銘柄が売られ、下がった銘柄が買われるという状況で方向感に乏しい展開となった。売り買いを急ぐような材料もなく、個別にも大きく動くような材料もなく、目先の需給だけで動いており、上がれば売られ、下がれば買われる展開が続くのだろう。ただ、上値を切り下げる形で調整感が強まり、一気に下値を試すようなこともあるのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

下げ渋り感はあるものの移動平均線からの乖離もまだまだ大きく、上値を買い上がるような動きは見られない。上値の重さを確認しては売られ、75日移動平均線のサポートを確認ような場面もあると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。