
日経平均 | 37,498.63円 ▼255.09円 |
為替 | 1ドル=145.03円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億4,779万株 |
売買代金 | 3兆8215億85百万円 |
値上り銘柄数 | 826銘柄 |
値下り銘柄数 | 751銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 136.68% |
市況概況
米国債格下げへの懸念から下値を試す動きに
週末の米国市場は堅調だったが、米国市場の引け後に米国債の格下げが発表されたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が最後に売られたことなどを受けて本日の日本市場は売り先行となった。それでも米国債の格下げも大きく取りざたされるということでもなく、下げ渋り感が強く、TOPIXは小幅高となるなど冴えないながらも値持ちの良い展開となった。
昼の時間帯も特に売り急ぐこともなかったが、後場は前場の終値を下回って始まり、下値を試す動きとなった。前場には節目となって底値となった37,500円を割り込むと切り返すこともなく、大きく下げることもなかったが冴えない展開が続いた。結局37,500円を下回った水準で小動きとなり、安値圏での引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られたが、手仕舞い売りに押されるものも見られ、まちまちだった。それでもグロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく指数を動かすことも方向付けるようなこともなかった。
先週は38,000円を超えて高値を付けたような形だったが、今週は週初から下値を試す動きとなったことで38,000円水準が当面の高値という意識になったと思われる。米国債の格下げの影響がここから取りざたされる可能性もあり、スタグフレーション懸念を強める要素ともなるので、当面は下値模索ということなのだと思う。買われすぎ銘柄、割高銘柄から手仕舞い売りや見切り売りに押されることになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
改めて上値の重さが確認され、75日移動平均線までの下落となりそうだ。75日移動平均線の下落も止まるところでもあり、しっかりとサポートされるかどうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。