日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 39,584.58円 △642.51円
為替 1ドル=144.61円
売買高(東証プライム、以下同) 19億3,136万株
売買代金 4兆9217億53百万円
値上り銘柄数 1,190銘柄
値下り銘柄数 380銘柄
騰落レシオ(25日) 115.74%

市況概況

買いが買いを呼ぶ形で大幅高

米国株はまちまちだったが、半導体関連銘柄が高かったこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となり節目と見られる39,000円を超えて始まった。買い気配を切り上げて始まる銘柄なども見られ、半導体株を中心に大きな上昇となった。下がらないから買う、上がるから買うということで指数に影響の大きな銘柄が買われ日経平均は大幅高となった。

昼の時間帯も値持ちの良い展開が続き、後場も堅調な始まりとなった。その後も下がらないから買うという状況での踏み上げ相場となり、さらに上値を試すような動きとなった。さすがに39,600円を超えると手仕舞い売りに押されるものも多くなり、上値は重くなったのだが、売り急ぐということでもなく、いったん上げ幅縮小となったが、最後まで値持ちの良い展開で39,500円台は維持して高値圏での引けとなった。

小型銘柄は主力銘柄にエネルギーを吸い取られるように売られるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、特にまとまった買いが入ると追随する動きも見られ指数を大きく押し上げる要因となった。指数先行での上昇することで買戻しを急ぐ動きが見られた。

米国半導体株の投資判断の引き上げや目標株価引き上げ、好調な業績見通しなどが好感されて半導体株を中心に大きな上昇となった。ただ、目先の需給要因での買戻しに過ぎないと思われ、買戻し一巡となれば再度売り直される場面も出てくると思われる。買われすぎ感も強く一転して急落となる場面もあるだろう。

テクニカル分析

日経平均

移動平均線からの乖離がさらに大きくなり、上値の重さが確認されればいったん調整となるだろう。25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。