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ゴールドカードの種類は多く、どれを選んでよいのか迷う人も多いだろう。それぞれのメリットとデメリットを比較・分析し、自分のライフスタイルに合った最適の一枚の見分け方を見てみよう。
ゴールドカードが乱立する現状で、どう選ぶ?
出回っているカードのほとんどがゴールドではないかと思えるほど、「ゴールドカード」と銘打っているものがあふれている。だが、そのすべてがゴールドカードとして備えているべき条件を満たしているかというとそうではないようだ。
この条件とは、まず国内外の旅行保険が無償で付帯していること、空港ラウンジが無料で利用できること、購入した商品の破損・盗難が補償されるショッピング保険が付帯していること、そして家族カードも無料でつくれること、が挙げられる。
これら全ての条件を満たし、その上でさらなる上質のサービスを付帯しているカードとなると、思うより少ないのが現状だ。
どのゴールドカードが良いのか?
これらの条件を満たしつつハイコストパフォーマンスという条件も満たすカードとして、「MUFGカード・ゴールドプレステージ」と、「セゾンゴールド・アメリカンエキスプレスカード」の2つが挙げられる。
これらはどちらも、独自のポイントシステムやマイルへの交換など、ハイコストパフォーマンスをうたうにふさわしい還元サービスと充実した補償内容、ゴールドカードにふさわしいステータスの全てを備えたカードといえる。それぞれについて、詳しく見ていこう。
クレジットカード業界大手、三菱UFJニコスが提供するカードが「MUFGカード・ゴールドプレステージ」。空港ラウンジ無料サービスや、国内・海外ともに最高5,000万円まで付帯される旅行傷害保険、さらに国内外の手荷物の遅延や破損に対して最高2万円の補償もされる、海外へ行く機会が多い人には必携のカードといえよう。しかも、このような充実のサービス内容を備えつつ、急な出張や旅行があっても、最短で翌営業日に発行される点も注目したい特徴だ。
また、家族会員カードが年会費無料でつくれることや、独自のポイントシステムだけでなく、三菱UFJニコスが運営する「POINT名人.com」を経由してネットショッピングを行うとポイントが最大25倍となるシステムも魅力だ。年会費は10,000円だが、登録型リボ払いサービスの「楽pay」加入で最大3,000円引きの7,000円になる。サービス内容と比較すると圧倒的にコストパフォーマンスが良い。
JALが発行するカードよりもJALマイルがたまるといわれるのがこの「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード」だ。
JALカードは通常、100円につき1マイルが加算される仕組みになっている。一方、このセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードの「セゾンマイルクラブ」では、年会費に4,000円をプラスするだけで通常の100円当たり1マイルの加算のみならず、セゾンカードの独自のポイントシステム「永久不滅ポイント」もマイルに変換して加算される。その結果、実質100円当たり1.125 マイルの加算となるのだ。カード利用の多い人にとってはマイルがたまりやすくなるカードと言えよう。
毎月支払う光熱費や通信費などのカード引き落としもマイル対象となるので、これらの支払もカードで行えばさらにマイルがたまっていくシステムである。
年会費は10,000円。アメックスのゴールドカードと同等のステータスと、セゾンカードならではの系列店(西友やリヴィンなど)で毎月5日・20日に5%オフで買い物ができる特典も付いてくる。マイルもたまり、買い物もお得にできるのは、このセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードならではと言うことができよう。
自分の目的と一致させる
ありすぎて選びきれない状態のゴールドカードだが、サービスとポイントシステムを詳しく見ていくことで、それぞれに違いや特徴があることが分かる。自分が活用したいシステムのあるカードをしっかりと選んで、賢く利用しよう。
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MUFGカード ゴールドプレステージ
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード
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