水素燃料社会のインフラ充実展開はじまる
日本では、岩谷産業 <8088> とセブン-イレブン・ジャパンが水素ステーションの店舗併設について包括合意を締結するなど、水素燃料社会のインフラ充実に向けての展開をはじめている。政府も「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を策定し、2015年度内に4大都市圏を中心に100箇所程度の水素ステーションを整備するとしている。また、インフラ普及を進めるための規制緩和の一貫として圧縮水素スタンドの技術基準を改正した。これにより、水素ステーションの設置が容易になった。
水しか排出しない究極のエコカーと言われる燃料電池車の技術において、日本は世界をリードしている。この特許技術を公開したとしても、技術は日進月歩していくものなので、海外メーカーがこの技術を利用して車を開発したとしても、トヨタはさらに一歩前進しているはずである。環境に厳しいフランスやドイツの自動車メーカーが燃料電池車を発売するようになれば、政府はきっと動き出すだろう。この時、一歩リードした日本の自動車メーカーは十分勝算があると思われる。
(ZUU online)
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