上値を追う国内株には手を出しにくい?海外分散投資を考えるべき4つの理由
(写真=Thinkstock/Getty Images)

3月2日、日経平均株価は1万8900円台に載せ、 今世紀最高値を先週末に続き更新した。日銀の量的金融緩和政策などから今後もこのトレンドが続く可能性もあるが、高値警戒感から新たに日本株に投資するのは勇気が必要だ。

それよりも経済が堅調に推移している米国や、成長著しい新興国などの海外投資に目を向けてみてはどうだろう。というのも、海外投資には、①リスクの分散、②収益機会の拡大、③海外の優良企業に投資、④通貨の分散投資などのメリットが挙げられるからだ。


1.リスクの分散

一般的に、複数の資産に分散して投資を行えば、資産のどれかが値下がりしても別の資産が値上がりすればカバーできる可能性があるため、海外投資でリスクを低下できる。つまり、保有している日本株が下落傾向でも、外国株や債券などが上昇し、損失を出さずに済むということだ。


2.収益機会の拡大

仮に日本株のみが投資対象で相場が下落した場合、信用取引や先物取引を行わずに収益を上げるのは難しい。しかし、信用取引や先物取引はハイリスクハイリターンのため、 現物株式よりも投資のハードルが高くなる。また日本の株取引は、日本の祝日は休場で、取り扱いのが平日日中に限られる 一方、外国株式やFX(外国為替証拠金取引)は、夜間でも取引が可能なため、収益機会を増やすことができる。

さらに海外投資では相場が日本株とは相関関係が低いことも多く、金融機関でも投資信託を中心に海外投資メインの投資商品が充実していることから、収益を上げるチャンスをより広がりやすいのではないだろうか。


3 海外の優良企業に投資が可能

また、アップル やウォルト・ディズニー など、超有名企業の株主になることも可能だ。ただ、諸外国では株主優待制度をほとんど実施していない(配当での株主還元を優先しているためで、デメリットではない)。よって、新型のiPhoneや『アナと雪の女王』のブルーレイなどを希望しても送られてくることはない。