一時払い養老保険とは?
一時払養老保険とは、一度で保険料を支払ってしまい、満期時に保険を支払うもので、保険料の額には保障に関する部分の他、満期保険金支払いのための積立を含んでいる保険のことです。生命保険といえば月払いで何年も保険料を支払うイメージが強いと思いますが、「一時払い」は一度に払ってしまう保険になります。
保険料額は保険会社の資金の運用による利回り予想である予定利率に左右されます。しかし、長引く景気低迷の影響で運用利回りは過去最低を記録しており、保険料総額が満期保険金を下回ることが多々出てきています。そのため最近養老保険は人気に陰りが出てきていると言われています。(養老保険は平均寿命が60歳くらいまでだった時に爆発的にヒットした保険商品だった)
一時払い終身保険とは?
一時払終身保険とは文字通り「一度で保険料を支払ってしまう一生涯の生命保険」です。
なぜか保険で貯蓄はナンセンスという意見が絶えませんが、運用による損がない商品で考えると、普通預金や定期預金に比べ有利な利回りになることは確かです。積立利率変動型終身保険やドル建てや豪ドル建ての終身保険といった商品があり、外貨建ての終身保険は為替によるリスクはあるもののかなりの利回りが期待できます。
(変額)個人年金保険とは?
個人年金保険は、老後の生活資金を準備する目的で加入する生命保険です。死亡したときの保障より、生きている間の備えに重点を置いてます。加入している間に死亡したときに支払われる保険金は払い込んだ保険料程度なので、死亡保障機能はほとんどありません。基本的なしくみは、契約時に定めた一定年齢(60歳や65歳)から、同じく契約時に定めた所定の年金額が受け取れるというものです。保険料の払い方は、年金開始時まで続ける方法(分割払)、年金受取開始前(1年~5年前)に完了する方法、退職金などのまとまった資金で契約時に一括して払い込む方法(一時払)などがあります。
By Z
photo credit:
David Hilowitz
via
photopin
cc