間違えがちな投資用語
(写真=Thinkstock/Getty Images)

「この週足(しゅうそく)チャートを見てください」。金融用語を間違った読み方で使用した経験はないだろうか。金融機関の職員でさえ間違った使い方をしている場面もみられる。株や為替の取引はネット取引の普及で随分と裾野が広がった。

その反面、取引に人が介在することが減っているのもひとつの要因としてあるのではないだろうか。現在はPCの画面で全てが完結する。「しゅうそく」であろうが「しゅうあし」であろうが、気にとめる人が少なくなってしまったのではないだろうか。そんなこともあり、今回は間違いがちな金融用語や、似たような使われ方をする金融用語をピックアップして紹介する。


「あし」と「そく」

株価や為替のチャートにはさまざまな種類がある。日本でもっとも一般的に使われるのはローソク足(あし)と呼ばれるチャートで、ローソク足は表示する期間が変わると呼び名も変わる。期間が1日なら日足(ひあし)、1週間なら週足(しゅうあし)、1ヵ月なら月足(つきあし)とそれぞれ呼ばれる。しかし、これを「にっそく」「しゅうそく」「げっそく」と間違える人もいるので注意したい。


「FOMC」と「FRB」

米国の利上げがマーケットの焦点になっている昨今、両者は頻繁に新聞やニュースで報じられるが、その違いを意識している人は意外に少ないのではないだろうか。FRBは日本語では連邦準備制度理事会と訳されアメリカの中央銀行を指す。日本では日本銀行に当たる組織だ。そして、約6週間に1度の頻度でFRBの7人の理事と、地区連邦準備銀行の総裁5人とで金融政策について話し合いが行われる。この話し合いが連邦公開市場員会(FOMC)だ。