英語学校,フィリピン,英語
(写真=PIXTA)

このところフィリピンへの語学短期留学がビジネスパーソンに人気を集めている。その背景と理由は。

予算と時間が魅力

意外に知られていないがフィリピンは、世界で3番目に英語を話す人が多い国だ。フィリピン国内には様々な言語があるため、その共通語として英語が使われており、第2の母国語として英語を話す人びとは多い。英語語学留学が英国や米国でなくてはいけないことはないのだ。

そんなフィリピンへの語学留学の最大の魅力は、安いことと近いことだ。フィリピンは成田からなら4時間半程度、10時間以上かかるアメリカ本土やイギリスに比べ、忙しいビジネスマンにもありがたい移動時間。しかも、短期留学ともなれば長時間の移動はさけたいところだ。

また最も気になる予算もリーズナブルに済むのがうれしいところ。フィリピンは日本の3分の1以下の物価なので、レッスン代はもちろん、生活必需品や食事、交通費なども安く抑えられる。

ほかにも南国のリゾート地でもあるためマリンアクティビティも格安で楽しめるといったところも人気といえる。

レッスンはあらゆるレベルに対応

フィリピンの語学学校のレッスンのほとんどはマンツーマンレッスン。アメリカやイギリスの語学学校は、同じレベルの人たち5人~20人ほどでレッスンを受けるシステムのところが多い。そうなると、レッスンで話す会話はほんのわずか。

しかしフィリピンではマンツーマンのため、しっかり聞き、話すことが必要とされる。
またレッスン時間も長く1日3~5時間ほどが相場。昼間の活動時間のほとんどが英会話のレッスンになる時間だ。

マンツーマンで毎日長時間、話す、聞く、を繰り返すので、確実に短期間でリスニング力、スピーキング力ともにアップが見込める。こういったことが長期間留学の出来ないビジネスマンに人気の秘密だろう。

具体的にはどんな学校があるのか

今、人気NO.1の語学学校がSME。早くから予約を入れて置かなければ満席なのだという。TOEIC、IETLS対策など、ビジネスマンが求める英語のレベルに対応した環境が整っている。ほかにもさまざまな目的に対応したクラスがあり、日本人スタッフがいるのも嬉しいところ。

大学附属の語学学校、UV ESLもいいかもしれない。こちらは医療系大学の中にあるだけあり、広いキャンパスを持っている。レッスンはTOEICやビジネス英語など準備、日常生活では医療系大学に通う質の良い英語をはなす学生との交流も期待できるかも。日本人スタッフ在住、医療系なので病気になった時に安心という声も寄せられている。

通学した人たちに満足度が高いのがCNE1。1週間から長期まで対応、レッスンも普通の英会話、ビジネス英語、TOEICなどのクラスが準備されている。講師も学校内に在住、一緒にショッピングや映画を楽しむ生徒もいるのだそうだ。

日本人が通う学校の多くはセブ島、クラーク、マニラに集中しているが、ほかの地域にもノンビリ勉強だけに専念できる環境の学校もある。

サイトなどで学校を探し、申し込む手もあるが、語学学校を選んでくれる代理店などを通すのもひとつの手段。フィリピンのフリーペーパー、情報サイトである「セブポット」で現地の情報を集めつつ、語学学校のページから申し込みも可能だ。ほかにも環境のよい学校を紹介してくれる代理店もあるので、利用してみてはいかがだろう。
日本と同じく多くの島々からなるフィリピン。気候も温かく、親日的、しっかり英語を学べる環境が整っている。短期で効率的に英語力をアップしたいなら、留学先として検討してみてはどうだろうか。(ZUU online 編集部)

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